人は同じものを見ているようで実際には見えているものは、個人個人で違っています。
それまでの経験やその人のアンテナの張り方などいろんな要素で受け止め方や感じ方は違ってきます。
あるとき、クリニックの前にポルシェが何台か並んで停まっていたらしくて、社員から「ポルシェがずらっと並んでいてすごかったですね~」と言われ、私は車に興味がないことも関係しているのかもしれませんが、私はその時考え事をしていて、ポルシェには全然気づきませんでした。
うちの次女などは、車が大好きで道路でポルシェを見つけるたびに「あっポルシェだ」と言うのが、私には不思議に感じます。(笑)
また、ある妊婦の知人が、自分が妊娠したら「世の中にはこんなに妊婦が多いとはこれまで気づきませんでした」と言い、その後出産したら「赤ちゃん連れのお母さんばかりが目に付くようになりました」と言われていて、人間は自分が意識したものしか目に入ってこないものなんだと再認識しました。
生き方や考え方も同じで、自分がズルい生き方をしている人は、ズルいことをしている人にばかり目が行くし、まじめに生きている人はまじめに生きている人に共感していくものなんだと思います。
世の中は、自分が思っているように目に映ってくるので、現実が幸せに思える人と不幸せに思える人は心の持ち方の違いなんだと思います。
「あるものに目を向ければ一瞬で幸せになり、ないものに目を向ければ一瞬で不幸になっていく」
「現実を受け入れることを幸せと言い、現実に抵抗することを不幸と言う」
「長所と短所は見る角度が違うだけ」
幸せとはどこか遠くにあるのではなく、自分の考え方や受け止め方ですでに自分の足元に存在しているものなのかもしれません。