大阪市長選は橋下元知事の圧勝でした。
石原都知事が橋下元知事の応援演説で、「独裁とトップダウンは全然意味が違うんです。今の大阪にはトップダウンを行えるリーダーシップが必要なんです」という趣旨のようなことを言われていたと新聞で読んで、すごく納得しました。
今、クリニックのトップとして経営のかじ取りをしていて、極力、民主主義的に話し合って決めていきたいという思いはありますが、私とスタッフでは立場や経験が違いますので、いくら話し合っても完全に納得してもらうことは不可能な事もあります。
と言いますか、実際には、新しいことをしていこうとする場合には、納得を得にくい場合の方が多いかもしれません。
それはある意味仕方のないことなんだと思います。
スタッフというのは今を大切にしています。
立場的に見ても、スタッフに将来的な視点を持てという方が無理なような気がします。
一方、経営者は常に未来を見ています。今を見ているだけでは経営はできません。
未来を予測しながら経営していくとなると、その人の経験や情報や勘が判断基準になります。
そうなるとトップの決断とスタッフの判断にはどうしてもギャップが生じます。
その時、自分の決断を断行していく際に、独裁なのかトップダウン型のリーダーシップなのかが見方によって分かれてしまいます。
私の考える独裁とリーダーシップの違いはトップの思いが利己なのか利他なのかにあるのではないかと思います。
橋下元知事の言動は大阪府民、国民のためと受け止められた結果、多くの有権者は彼に投票したのだと思います。
利他の気持ちが強くなければ、週刊誌等であれだけの誹謗中傷を受け止めることはできなかったのではないかと思います。
私も小さい組織のトップとして、利他の気持ちを強化していきたいなと感じた選挙でした。