これは老女の備忘録として書いています。
予約していた老人ホーム見学をしてきました。
ここは都内でも結構お高い部類に入るホームです。
これから2年ぐらいかけていろいろ見て回るつもりの、まずは第一回目です。
支配人氏のご案内で、隅々までしっかり見てきました。
受付のスタッフはもとより、エレベーターで出会ったスタッフの方、介護ブースにつめる専門職の方々、皆礼儀正しく、教育が行き届いていると感心させられました。
かって母が入居していた地方のホームの印象が強く残っていますので・・
そして、当日は、現在入居されていらっしゃる方々のランチ時間に遭遇したものですから、ダイニングに集まってこられた方々ともすれちがいました。
皆さん、それぞれ身ぎれいにされていらっしゃいましたね。
男女比が確か1:6ぐらい、圧倒的に女性が多いのです。
アクテイビテイ施設、防音完備の音楽室、大きなお風呂、多目的ホール、回遊式庭園なども写真にとりました。また、ペット同居の方のための特別エレベーターにも乗せていただきました。小型犬なら飼ってもよいそうです。至れり尽くせりの老人ホームです。
エントランスホールにて、最後のご説明として、入居費用の支払い方法、わたしの現状での総額と推定滞在年数とを試算していただきました。えっ!たっ、高~い!!(脂汗)
いやあ~!大変勉強になりましたね。
人って自分の寿命が分からないので、残り時間の人生設計がなかなか難しいものです。
率直に何歳で入居したら、もっとも有効な老後資金の使用ができるのかもうかがいました。
その結果、もしここを選んだとしても、現在自立できていますので、あと5年は自活が好ましいと判断しました。
帰り道つらつら考えていましたね。
この高額な老人ホームへ入ることを言ったら、多分、息子は賛成してくれるでしょう。
でも、娘は?
なんとなくモゴモゴ言葉を濁しながら、「もっと私達の近くに来てよ、私が面倒みれるところがいいよ」と言うでしょう。(苦笑)
これは私としてもちょっと、言いづらいのですが、
娘の本心としては相続額が大幅に減るのはいやなのでしょう。
それぞれの事情と思惑が交差します。
でも、私は分かっているのです。
15年以上、両親の介護と看護を同時にしてきた私には、それらがどれほど難しいことか・・
家族の絆というものは、とても脆い部分もあるのです。
それはね、介護する人、される人双方が感情の動物(人間)だからです。
そのうえ、手を差し伸べることもせず、文句と注文ばかり付ける身内は百害あって一利なしの存在でした。
こういう状態が長く続いたことは私に「お為ごかし」の意地悪な親類との決別を決心させました。
もう、すっかり過去の話です。
見学第一回を終わって感じたこと、まだ早いかな?っていうことです。
自分の身の回りのことができて、自分の気持ちに従って生活できる喜びは何にも増して
すばらしいこと。限られた空間で、一定の人達との接触の日常が自分にとって今必要かどうか?さりとて、身体が不自由になったから急に好ましい環境に行きたいと言ってもそれはなかなか難しいというのが現実。
悩ましいところです。
まだ、私には時間があります。
これから、この時間内に見学第二回、三回をおこなっていきましょう。