カルガリーでね
男女混合部屋に泊まったの。
そしたらそのホステルに住み込んでるおじさんに気に入られて
一緒に食事に行ったのだ。
ホステルのすぐ下のレストランだったし、いいかな、と思って。
私は翌日早朝発、というスケジュールだったのだけど
そのおっさんは、自分も用があるからついでだ、といって
早朝からレンタカーを借りて、遠いバス停まで送ってくれるという。
うん、普通はこんなおいしい話は危ない、と思うよね
でもね、貧しいバックパッカーをしてると
100円あげる、って言われただけでその人に惚れてしまいそうなくらい簡単になりうるのだ。(←私だけ?)
注) 決して体は売らないわよ
でね、飛びついてしまったの、そのおいしい話に。
そのおっさんはその食事でおいしいビールをおなかいっぱい飲ませてくれ、
さらにもう一軒行って、コニャックをたくさん飲んでしまったのだ。
かなりへべれけ。
危険だよなーバカだなー私。
でも何かあるはずがない、と自信満々だったのだ。私は。
だって6人部屋だから、ほかにもいっぱい人がいるもん。
で、帰ってきて私は即就寝。じゃ、明日あさ5時にねーおやすみーなんて言って。
そしたらね、夜中急に起こされたと思ったら、
そのおっさんが裸で腰にシーツを巻きつけて枕もって私のベッドの脇に立ってるのだ。
何してるんだ、というと一緒に寝てもいいかな、という。
言いわけないでしょ、と追い返すも
そのあと、何かされたらどうしようと、怖くて眠れなくなってしまった。
そしたら、明らかに寝付けないのがわかったのだろう、
明け方にまた来たのだ!!!
こえー!
もうどうしようーーーーーーーーーと思ってると
運よく私の目覚まし時計が鳴った。
セーフ。
っていうか、同じ部屋には、ほかに4人もいたんだし、いざというときは大騒ぎすればいいだけの話だったのだけどさ。
そのときは、ひどくこわかったね。
で、律儀にもそのおっさんはタクシーを呼んで私をバス停まで送ってくれた。
(おっさんも一睡もできなかったらしく、運転できる状態じゃなかったらしい)
さらにバス停では朝ごはんもごちそうしてくれた。
そして昨日の出来事について何度も謝られた。
で、さよならしてしばらくすると
おっさんがバスの列に並んでる私のところに戻ってきて
“誤解しないでほしい。僕は誰にでもああいうことするわけじゃないぞ、君は本当にスペシャルなんだ”と言ってきた。
それはどうも、と言ってお別れ。
その後、そのおっさんから何度も何度もメールがきてたなー。
うん、いい人なんだけどさーほんとに。
こっちにとっては、恋愛対象としてありえない年齢だったりするのに
普通に恋してる様子だったから困るな。
こんなバカなこともあったんです。
よかった、ほんとに身の危険には遭わなくて。