通しの2名と後半1名のご利用でした

 

↑東京・神田でも開催していましたが、会場都合により利用できなくなりました。

そこで赤羽のフロンティアさんにお願いして3階射場をお借りしたしだいです。

いつもありがとうございます

 

 6月29日にAPS-3分解&組立ワークショップ「バラシテ☆クミタテシヨー」を開催しました。今回は前半・後半通しのかたが2名、後半参加の1名のみなさんにご利用いただきました。ありがとうございます。

 さて、前半はTobby_SawadaがAPS-3の分解&組立をするいつもの実演会から始まります。すべての工程を覚えるのはちょっとむずかしいものの、なんとなくでも作業を観ておくとご自身の作業がやりやすくなるだろうなと思って実演形式で構成しています。先に構造を把握したりイメージしたりするとなんとなく体験したことが記憶に残る。すると自分で初めて作業する場合でもどうすればいいのか見えてくる、そういうことが起こると思います。

 

 余談ですが分解&組立のノウハウはいろいろあります。よって気になったところは実演中に声をかけてください。詳しく解説いたします。また全バラはあくまでショー的なものです。普段見えないところの構造や細部を見ていただき、関心を持ってもらうための工夫です。もしご自身で作業する場合はまず必要とする部分の範囲だけで作業することをおすすめします。そうすればさほど難しいことはありません。

 

↑このAPS-3ORは2017年、一番初めに購入した初号機です。

2024年の三浦公式と赤羽公式はこれで参加しました。

グリップはフロンティアオリジナルに手を加え、塗装したものです。

この2017年ごろのグリップは素材(グレーのレジン)の加工性がよく、削って形を作り出すのに適していました。

現在手に入るフロンティアオリジナルの素材はブラックのレジンでちょっと硬め

 

↑ものの40分くらいでここまでバラしました。

分解は比較的簡単で組み立てるのに時間がかかります。

写真のようになんとなく構成が近い部品ごとに皿へ分けておくと作業がしやすくなります。

 

↑全バラから組み立て直すのに1時間ほど。

結構、手慣れてきました。

これでも各部をクリーニングしたり点検したり、グリスアップしたり、トリガーベースにガタ取りのシム入れたりしています

 

 前半の分解&組立をご覧いただいたあと、後半に参加するおひとりを待っていましたが、予想以上に前半の実演会が早く終わってしまったため、先のおふたりだけで実践会を繰り上げて作業を進めることにしました。

 後半の実践会は参加者自身でご自分の銃を分解&組立してもらうのが特徴です。どのあたりを作業したいのかご希望を確かめ、参加者の技量や経験、工具の使いこなしの様子などから総合的に判断して作業内容を決めています。ゆっくり確認しながら作業を進めていますので手慣れていないかたでもご安心できるように心がけています。

 

↑後半、おふたりに話しをうかがったところ、共にバレルとシリンダーのメンテナンスをご希望されました。

水吹きした時の対策ですね。

少しずつ作業を同時に進めながらポイントをお伝えしました

 

↑実は偶然2丁とも蔵前工房舎さんのカスタムが施された銃でした。

シリンダーの分解&組立がしやすいように工夫されています。ほかにも随所にカスタムのあとが見受けられました

 

↑先のおふたりの作業が終わりそうになったころにやってきた584さん。

彼とはMMSさん時代から。

自身の銃の初速が81~82m/sとのこと。

それで安定していれば問題ありません。

でもたまにもっと初速が低い時が不意に現れるそうです。

疑わしいシリンダーまわりをチェックするため、APS-3を上下分割してシリンダーを取り外し点検しました。

 

 次回のバラクミはまだ場所や時期を決めていません。おそらくAPSカップ本大会が終わったあたりがよいのかなとは考えています。詳細が決まりましたら追って当ブログでお知らせします。