ワイ:ねえ、射撃の試合に出たいから参加費頂戴。

:飽きもせずよくやるわね、はい4000円。

ワイ:これじゃ足りない、8000円頂戴。

:はぁ?  いつも4000円でしょ?

ワイ:今回は特別なの。

:何が違うのよ。

ワイ:やる事は同じ、スゲー奴らだけが参加できるそういう試合なんだって。でも人数少ないから1人あたりの費用がかさむんだって。

:主催の口車に載せられてるじゃない。

ワイ:ち、違う。

:知ってるのよ?  アナタそこの黒い銃を買ってきた後、しばらくして銀の銃も買ってたでしょ。おんなじ形してんのにいくつも増やしてどうすのんよ!  今度の試合もどうせそういう類いでしょ。

ワイ:イヤイヤ黒い銃は標準モデルなの。普通なの。銀の銃は特別な部品が組まれた高性能モデルなの!  全然違うよ。それに今度の試合は出るだけでも価値があるの!

:そう?  じゃあ聞くけど黒い方と銀の方でどっちが試合の点数良かったの?

ワイ……黒い方デス。

:ほらみなさい。高い方を選んでもロクな事ないじゃない。そんなので、はいそうですかと8000円出すと思ったら大間違いよ。ったく、主婦を舐めんじゃないわよ。8000円あったら本物の鰻を2人で食べに行けるわよ。うな二郎に換算したら14.5食分よ。その試合に出たいならあたしに価値が分かるように説明しなさい。できないなら安い方の試合だけ、いいわね!

ワイ:えー?!  実力者同士が集まってガチでやるんだぞ、凄いだろ? オラ、ワクワクすっぞ。

:つまり地域のガキ大将が集まって一番強いのだ〜れだってことよね。そんな子供じみたことに8000円の価値なんてないわ。

ワイ:クッ、勝ったらグランドチャンピオンの名誉称号とトロフィー、賞状ももらえるし、最低でも参加賞の特別製記念品もあるんだぜ!  もう手に入らない一昨年のはこのピンズだぜ。

:ププw  ぐらんどちゃんぴおん?  アナタにとって一昨年の試合結果がこのピンズだけ?  そのときの試合いくらしたの?  ぇ、6000円?  コラッ!  なんで今年はもっと高いのよ。いい加減に懲りなさい!  もうご飯抜きよ、今日は!!

ワイ:(´・ω・`)ソンナァ




※あくまでフィクションです。こういうくだらない話しだといくらでも書けるな。次回まじめに書きます。