






ラーメン二郎を梯子した2日後、予定されていたZZRオーナーズ倶楽部の年中行事である全国ミーティングに参加した。開催地は四国の香川県高松市である。今まで全く四国には縁が無く、四国上陸の経験はない。今回が人生最初の四国旅行である。
ミーティング前日8:40に出発。長崎多良見ICから全線高速道路を使用して瀬戸大橋を渡り松山中央ICで降りる。宿舎は海岸沿いの高松駅近くのビジネスホテルである。今年は九州組メンバーの現地入りスケジュールがバラバラになっていた。私もその一人で単独行で往復予定だった。ZZR400N4はFZ1GTと違い、航続距離が長い。いつもなら古賀SAで給油と休憩をするが、燃料が減らないので関門海峡を渡った後、王司PAにて給油した。実はこの時に同じ行程を走るMIDZZ九州の支部長に発見されていたらしい。
給油後走行開始してしばらくしたら青いZZRが真横に出現してライダーがこちらに手を振った。正直驚いたが、クリアレンズのウインカーとサイドバックで支部長だと直ぐに解った。そのまま支部長先導の形で走り続けて下松SAにて今年最初の再開の挨拶を交わし、昼食を取った。王司PAで給油しているのでそのまま出る事になった。次の給油ポイントをどうするか・・。実は高松中央IC手前の最後給油可能なSAは福山SAである。何とかなるだろうと甘い予測を立てて一気に王司PAから福山SAまで無給油で走る事になった。これが吉と出るか凶とでるか・・・。
快調に宮島SAを抜け、広島、三原と通過するうちに燃料計の針がドンドン落ちていく。三原の辺りを通過した辺りから支部長の巡航速度が一気に落ちた。もしやと思い、燃料計の針を見ると”E”手前の赤いブロックの下限から針1本分の残量をしめしている。リザーブタンク突入領域である。こちらは最初からタンクの切り替えをリザーブ側に設定してあるのでギリギリまではそのまま走れる。
燃料計の針と睨めっこしているとなかなか目的地は近づかない。支部長も速度を落したままなので余計に前に進まない。実はこちらのZZRと支部長のZZRは年式が異なり排ガス規制の差がある。年式の古いこちらのZZRは触媒がないモデルなので燃費に関しては若干こちらが上回るのである。つまり支部長がガス欠で走行不能になっても計算上ではまだこちらは走れるのである。頭の中でリスクコントロールを考えているうちに尾道を通過した。あと20km程度で福山SAだと解ったので気が楽になった。多分支部長は嫌な汗をかきながらハンドルを握っていた筈だ。なんとか無事にガス欠チキンランを終わらせてSAに辿りついた時、支部長がこちらの燃料計を覗き込み安堵の笑みをこぼした。戦いが終わったのだ。
福山SAにて本日最後の給油。こちらの給油量は13.5L。それに対して支部長は15L弱だったらしい。矢張り差がでていた。SAを出て倉敷JCTから瀬戸大橋を渡る。その昔、開通時のTVニュースで見た程度の認識であったが実際に走行してみて驚いた。この絶景にしてこの構造体!
素晴らしい!天晴れな姿である。物創り日本とは良くぞ言ったと言えよう。橋梁が連なるシルエットが美しいではないか!関門大橋も最初に渡った時は見事な物だと思ったがこれは大人と子供の差がある。この橋を見に来れただけでも今回の長旅に価値は充分あった。
名残惜しいが先を急ぐ身なので記念写真を撮り、高松を目指す。地図上では結構距離がありそうであったが実際は早くICから出れた気がする。宿舎がお互い異なる為に途中の三叉路で支部長とお別れ。宿舎に無事到着して荷を降ろそうとすると目の前の喫煙スペースにいた若い男性が私に”呼んでるみたいですよ”と言う。何かな??
振り向くと片側2車線道路の対岸にあるコンビニにバイクが数台。そこから弁慶がこちらに猛然とダッシュしてくる・・と思ったら同じオーナーズ倶楽部会員さんだった。どうも宴会の買出しに来ていたらしい。”ご無沙汰しています!お久しぶりです!”とコンビニの駐車場で暫し談笑開始。いやはや今回のツーリングは単独行にはならない賑やかな予感で始まったのです。