青い光 人は暗闇で灯りを見るとホッとするものである。それがどんな色であっても。二年前に初めて自分の車で京都に行った時、高速道路から見た京都の街灯りが心にしみた。かつてチャールズ・A・リンドバーグが単独大西洋無着陸横断飛行の目的地であるパリに近づいた時”翼よ。あれがパリの灯だ。”と呟いたという気持ちが何割か解ったような気がする。 少し前まではガス燈が街路を照らし、エジソンが電球を発明したと思ったら最近はLEDの光が人の暮らしを照らしている。太陽の光は何となく白熱電球のそれと似ている。それに対して月の光は青白くLEDの様に見える。闇夜に輝く月の光。夜あっての月明かり。自らが燃える事無く発する光。 月夜にバイクに付けたLEDライトの発する光はあたかも月の光のようにも見える。