プランB 街道上の怪物 | 地球温暖化推進委員会

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全てのエコNPO・NGO団体に神の裁きを!

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 街道上の怪物と言えば小林源文著の戦記物に出てくる不死身のソ連軍の戦車KV-2を連想するだろう。1941年侵攻してくるドイツ軍の戦車部隊をたった一両のKV-2が丸二日間も足止めした事で伝説となっている。先日後輩のバイクを出迎えツーリングした時の帰路にて一瞬前世紀の遺物が対向車線側にあったような気がしてその事が頭から離れなかった。

 かつて戦後の高度経済成長時のどさくさに出現した伊勢路の”国際秘宝館”をご存知だろうか?私が幼少の頃、東海エリアのTV局のCMで頻繁に宣伝されていた”地上(痴情)の楽園”の一種であり、その後全国に出来る秘宝館のオリジナルである。当時はかなりセンセーショナルな存在で伊勢神宮方面に向かう観光バスの定番のコースにまでなっており、地元住民達に”三重県の恥部”と言わしめたほどである。世間の評価はさて置き、その内実は大人のエッチなディズニーランドと言うべき施設で失笑するしかない電気仕掛けの卑猥な人形が珍列されていたらしい。テレビCMで金髪美女と馬の本番ショーなるものまであったようだが動物愛護団体からの圧力か何かで短い期間しか実演していなかったようだ。この秘宝館も時代の流れから少しづつ置き去りにされ、数年前に全施設廃館となったようだ。全国各地に飛び火した秘宝館もその殆どが役目を終え、消えてしまった。

 消えたはずの物が何故か街道沿いにあった。多分施設自体は残骸化した廃墟になっているだろうと予測していた。今回、三瀬高原のループ橋を見る為にツーリングを計画したわけだが、34号線沿いに前回見た廃墟がある事を思い出したので現地確認の為に敷地内に入ってみた。廃墟にしてはそれほど荒れてはいないが・・。よく見ると人が中にいる!

 営業しているのである。凄い!凄すぎる!これはシーラカンスの発見もかくやと言わんばかりの驚きである。この存在の希少さは熊に白いペンキを塗りたっくて”パンダ”と称して人から金を騙しとっている中国人も驚くに違いない。こんなところにひっそりと営業を継続している事に感激の涙を禁じえない。
今のくだらない御辞世ではテレビCMを使った広告活動は無理からぬ話で、事と次第によっては社会的に抹殺されるかもしれない。この金色に輝く仏像のご利益なのかそれとも特殊な資本が介入しているのかは不明だが、この希少価値のある娯楽施設を今後も生暖かく見守って逝きたいと思ふ。