毎年この話題は必ずあります。
そして発信者は予備校が多く、とにかく関東・関西の私立に行かせようとする動画をよく目にします。
大学名を挙げてやっている場合もありますし、地元MARCHと地方国公立、関関同立と地方国公立などYouTubeなんかでも良く見ると思います。
だいたい地方で住んで国公立に行くのと地元私立に実家から通うのとお金的に考えると大して変わらないんですね。
また特に関東の大学の方が就職を考えたら情報量も違うし、企業インターンも本社がたくさんある関東の方がたくさん選べるので良いと言う話は本当です。
合理的に考えたら地元私立大学に行く方がメリットがあるように見えます。
では地方国公立はどういうメリットがあるのでしょうか?
実家通いでは得られないことが意外にあります。
田舎であれば田舎であるほど、地元の人たちの優しさを感じることができます。
地方の国公立大学、特に国立大学はその県の1番の大学になることが多いですので、誰からも「偉いねぇ」と褒めてくれますので嬉しくなります。
ですからアルバイトをする時に全然困らないと言うメリットがあります。
便利ではない街でくらす一人暮らしは、仲間意識が高まり、何かにつけて団結力が強くなるので、良い経験ができると言うのもメリットと言えるかも知れません。
何より最大のメリットは、私立大学の場合ある程度裕福な家庭でないと通えませんので、地元でないと通えないとか経済的な部分で苦労することはありません。
しかし地方国立大学には学費も抑えられる国公立大学で、家から通える範囲でしか大学に通えない事情を持った大学生がいます。
ですから地方国立大学には旧帝を余裕で合格出来るのに、地元国立大学に通っていると言う学生が一定数いますので、幅広い学力を持った友達ができます。
これは最大のメリットであり、私立にはありませんし、関東・関西圏の国公立にもないです。
便利な所に住んでいますから、関東なら東大・一橋大学に通えますし、関西なら京大・阪大に通えますので、そういう現象は田舎と言われる地方でのみ起きるメリットです。
メリット・デメリットはそれぞれにありますが、地方国立大学に行くとこういう都会の同レベルの学生だけが集まる大学とは違う経験ができます。
また将来の人生において、その優秀な同級生が仕事で助けてくれることもあると実際にそう言う話も聞きます。
まぁ大学選びは自分にとって何が1番か?で選ばないといけませんので、よくよく考えて選んでほしいと思います。