以前に日本の大学は秋入学にすべきと言う話が出たが、外国のほとんどが秋入学なのでと言う理由で国際化?を検討したらしいが話は無くなった。
とんでもないな!と私は思っていました。
幼、小、中、高校と4月入学なのに大学だけ秋にしてどうするんだろう?
会社も4月入社だし。
疑問はいくつもあった。
そんな話があった事を忘れてた先日、大阪府吉村知事が突然それを大阪公立大学でやろうと言い、学校内での公用語も英語でするんだと発表。
ある授業だけ英語とか、ある学部だけ英語と言うのなら分かるのですが、公用語と言う以上学内のお知らせ文から、専門の授業から全て英語ですると言うことですよ。
つまり英語の力が無ければ、専門分野の能力があっても理解力が不十分になるので、今後の研究成果に後退の影響はあると思います。
ただ英語が出来ないと理系あるあるですが、外国の研究資料や文献が読めないので、その分困るとは思います。
まぁ大阪府民には授業料も無料にするし、大阪公立大学だけでやってみるなら良いかも?ちょっとどうなるか見てみたいとは思いますが、国立大学など他の大学もそうですが、4月スタートが日本では合っていると思っているので、お手なみ拝見したいと思います。やれるならね。
しかしもし実現したとしてどういったカレンダーになるのでしょうか?
勝手にシュミレーションしてみたい。
大学入試はこれまでの共通テストを利用するのかしないのか?
秋入学の直前に入試をするなら共通テストは利用しなくなるのか?
入試だけは他大学と合わせるのか?
1月末、共通テスト。
2月末、前期入試。
3月中旬、後期入試。
3月末、入学手続き
4月〜8月(公用語?の英語勉強期間?)
9月入学式
って感じですかね?
では卒業ですが、
8月、卒業式。
9月〜3月(留学や入社前からインターン?)
4月入社。
入学前と卒業後に半年ずつほど自由な時間があるのは逆に良いかも知れません。
就職は1年遅れにはなりますが、
今後は春入学と秋入学の両方あって、自分に合う大学を選んだら良いと思いますね。
これは私らが想像する勝手な内容です。
吉村知事はなぜ秋入学にしようと思ったのかが良く分からなかったんですが、政治的な利用での目新しい目的発言でないことを祈ります。
私がそう思うのは、東京大学でも秋入学を真剣に検討して、色々問題があり難しいと言う結果で断念した過去がある。
なのにまた専門家を集めて実現に向けて検討していくととか無駄に思えてならない。
そんなこと分かっててやるって結局実現は低そうだし、目立つ発言ネタに使われているようにしか感じないからだ。
結局部分実現をしてお茶を濁して終わると思います。