文科省に言わないといけない事ですが、求める大学生像を追いかけるのは良いんですが、正直言って共通テストは難しすぎる。



旧帝以上を狙う受験生ならともかく、本来なら国公立中下位クラスの受験生でも点が取れないため、諦めて総合型選抜推薦や私立大学など共通テスト回避に走ってしまっているために、



共テ平均点が下がってないように数字では見えますが、それは国公立中下位を目指していた受験生が受けなくなったことにより維持している点数であり、



実際はかなり難化している。

現に共テ受験者数は年々大きく減り続けていることからそれが分かると思います。



文科省は現実を見て、高校の授業だけでもしっかり学べば点数が取れる基本を大事にしないと、特別な訓練をしないと点が取れないような出題ばかりしていると、



ほとんどの受験生を切り捨てている実態に気がついてほしいですね。



思考力と処理能力、読み取るチカラと言うのは大切で、そう言う人材を育てないといけないと言うのは分かります。



しかしそれは各大学の2次(前期・後期入試)の時に課すようにしたら良い話で、



共通テストは基本がしっかりできているか?を問う試験にするべきだと思います。



共テさえ乗り切れたら燃え尽きてしまう!と言っても過言ではない現在の在り方は本当に良くない。



共通テストと言うのは共通なんですから、基礎がどれだけしっかり落とすことなく取れるか?を測る出題にするべきだと思います。



そのことで割を食っているのは地方の中下位国公立大学です。



都会の国公立に行けないから地方に仕方なく行きますと言うような感じにならないように、地方国公立大学の盛り上げこそが日本全体の発展に繋がると思いますので、



変な有識者を集めて変な方針を決定するのではなく、地方行政の事も踏まえて日本全体の教育バランスをちゃんとやってほしいですね。