昨日で国公立大学出願締切になりました。
最終の結果は週明け水曜日くらいに確定して掲載されるんだと思います。
話は変わって、
今日は中3生とその保護者に向けて高校受験の話をします。
高校受験が始まる前に高校受験生に伝えておきたいことがあるんです。
少しでも上の高校に行って、良い大学に進学したい!
と言うのは皆んな同じだと思います。
しかし無理をし過ぎても良くないです。
身分不相応に良い高校に入ってしまって授業についていけなくて落ちこぼれてしまったら、元も子もありません。
私は「大学のことまで考えているなら、妥当な高校に行き、しっかり頑張ること」をオススメしています。
また私立高校に関しては高校内で成績が良いと指定校推薦を取れるので、勉強できる環境にある高校ならと言う条件付きですが、2ランクくらい下げて入学する方がメリットが多いです。
そこで今回ちょっと言いにくいことを書きます。
良い高校に進学したからと言って良い大学に必ず行けるとは限らないと言う話です。
関西圏の事で書きますが、
大阪の超難関高校の進学実績ですが、上は確かに東大・京大・早慶などに多数進学しています。
ではそれらの高校内での下位にあたる進学先(大学)はどこになるのでしょうか?
今回は各高校のHP、2023進路実績から見て見たいと思います。
①大阪府立北野高校(大阪でNo.1の公立高校と言われている)
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関関同立+近大でした。
②大阪府立三国丘高校(南大阪でNo.1と言われる公立高校)
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産近甲龍+摂南・大和でした。
③大阪星光学院高校(大阪でNo.1私立男子高校)
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関関同立でした。
大阪で共学私立No.1の清風南海学園高校は、国公立大学のみの表示となっており、私立大学への進学実績は非公表でしたので分かりませんでした。
最後に全国的に有名な超難関高校の灘高校はどうでしょうか?めっちゃ気になります。
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同志社36名と立命館20名は書かれてましたが関学・関大は無かったので、国公立大学の併願で受けただけのような感じです。
文系なら同志社、理系を立命館と言う地元私立受験感がします。
何せ国公立大学の1番下に書かれている大学が大阪公立大学なので、かなりのレベルの高さを物語っています。
灘高校は別にして、大阪の超難関高校からでも関関同立や産近甲龍にも普通に行ってます。
産近甲龍でしたら2〜3番の高校からも多数合格の実績がありますし、そんな自称進学校でも関関同立や国公立大学にもたくさん進学されているので、
大学を見据えて余裕を持った高校受験をされても良いと思います。
そう考えると高校受験も少し気が楽になりませんでしたか?
頑張って下さい。