出願が終わり、志願者倍率も出た。

あとは受けるだけ。



しかし競争倍率は気になるし、やっぱり競争倍率が低いとラッキーなのか?



答えは「イエス」です。



前にも書いたことがありますが、

ある地方国立大学農学部の定員が60名だったとします。



そこに約150人受けに来ました。
倍率は2.5倍です。
2.5倍は倍率としては低い方です。(平均は3.5倍なので)


この場合、合格するには当たり前ですが、バンザイシステムとかの順位なんかでも60番以内に入ってないとしんどいです。


理由は判定模試では上位層から消える人も何人かいますが、今いない上の大学からも何人かはランクを下げて受けに来る人もいるので、これくらいシビアに見ておいた方がいいでしょう。


もし合格したいなら、150人中の60番なので、絶対D判定に入ってないといけないと言うことです。


この判定の見方は下の表を参考にして下さい。
均等にABCDEと分けられているのではなく、Eは下位60%ですからA〜Dは上位40%に入っていると言う事です。




もしE判定の1番だったら60番ですから合格に届きますが2番だったら不合格です。


つまりE判定でもどの位置のEなのかが大切です。


そして倍率2.5倍くらいだったらD判定ならチャレンジしても良いと言えるでしょう。


では同じく定員60人に対して300人、つまり倍率5.0倍だったらどうでしょう?
5.0倍は高倍率です。


E判定の1番で120番。
D判定の1番で90番。
C判定の1番で60番ですから、


C判定では合格できない、AかB判定でないと合格できないことが分かります。


では平均的な3.5倍の場合はどうでしょう?
3.5倍と言うことは60名の枠に対して受験者数が210人ですね。


E判定の1番で84番。
D判定の1番で63番。
C判定の1番で42番ですから、


Cに限りなく近いD判定なら合格できる可能性があるが、C判定ならほぼ合格圏内です。


つまり、倍率ってみなさん多い少ないを見ただけで終わっている人が多いですが、


もう済んでいますが出願に際してはすごく重要で、倍率が低ければD判定でもいいけど倍率が高ければC判定でもダメなわけです。


後は2次との相性で巻き返せそうかどうか?
倍率を見て、自分がどれだけ頑張らないと危ないのか?逆に余裕があるのか?が分かります。


だから倍率って大事なんです。
低いと超ラッキーなんです。


2次試験前にこの事を書くかどうか?悩んだんですが、あとすこしの時間必死で頑張る気持ちを上げる方が良いだろう(来年からまた改革変更されるし)と思い思い切って書く事にしました。