大手400社就職率◯位!

などと謳っている大学は確かにすごいとは思います。



本社がだいたい東京に集まっているので、関東圏の大学が有利だとも聞きます。



しかし意外にも2022年の大手企業400社への就職率No.1は関学(関西学院大学)で関西の大学でした。



関関同立も関東に負けていなくて良いですね。



さて、今回お話ししたいのはそう言う大学に行くのも目指すのもすごく良いとは思うのですが、大手企業に就職することがアナタの将来に合っているのか?どうかは分かりませんよ!と言う話。



小さな会社だと支店と言うのが無くて、その会社の所在地での勤務になることが多いですね。



大手だと支店が日本各地だけでなく、世界にも展開していることも多いですから、大手に就職すると本社は東京でも地方や海外勤務になる可能性が高いと言うことです。



いくら本社が良いと言っても全員が本社には行けませんので地方勤務になります。



地方でも福岡、広島、大阪、名古屋仙台などの地方なら良いでしょうが、さらに地方の支店などに辞令が出ても大手に勤めていることで納得出来るのでしょうか?



納得できれば良いのですが、夢の東京勤めを描いているなら、私は大手よりも東京にしか勤務地がない小さくても堅実で良い会社を選んだ方が良いと思います。



東京に限らず、この地域で勤めたいと思っている人は、その地域で展開している企業を目指すべきだと思います。



私の友人で住◯化学と言う会社に就職出来た奴がいます。



彼は大手の都会志向だったのですが、いまはその住◯化学の大分工場、大分県で勤務しています。



今は大人になって落ち着いているので楽しく勤めていると思いますが、新卒でいきなりそこに配属されていたと想像すると、彼はすんなり受け入れたかどうか?分かりません。



また転勤の多い会社に勤めたら、マイホームは購入出来ません。



定年退職するまで賃貸住宅暮らしになります。



そう将来のことを考えると、大手でない方が良い部分もあるとは思いませんか?



その地方にしかない会社でしっかり地域に地に足着けて頑張る方が良い気もします。



また転勤したくない人におすすめは市町村役場の地方公務員です。



市役所に勤めたら、当たり前ですがその市外への転勤はありません。



では都道府県庁はどうでしょうか?



今度は県内での転勤はあれど、県内が広すぎなければ引っ越しの心配は要りません。



しかし公務員でも国家公務員ならばどうでしょうか?



例えば国道交通省に勤めたら、人がいない様な辺鄙な地域で勤めなくてはならないかも知れません。



下手したら無人島勤務もありえます。



つまり公務員でも大手の国家公務員よりも地方公務員の方が良いかも知れません。



それであれば大学選びも考えものです。



大手に強い大学よりも、その地方で無敵を誇る就職ができる大学を選んで受験する方が良いと思います。



学歴に拘るのも良いですが、大手への実績で選ぶのも良いですが、自分の未来がどうありたいか?を実現する近道になる大学を選んでほしいと思います。