AIのGrokがiPhone上でビデオを生成できるようになったそうです。
X上のおすすめタグでは、Grokが生成した素敵な動画であふれかえっています。
私の持っているAndoridのスマホとPC上のGrokでのビデオ生成機能は、もう少し後になるそうです。
待ち遠しい!! 早くリリースしてほしい!!
今日は、夏休みで時間的なゆとりががあるお父さん、お母さんたち向けに、子供達の将来、世界の未来を考えて、じっくりと読んで欲しい内容を書きました。
前回のブログではSSPGがいかに優れたポテンシャルを持っているかをお話ししました。
今回は、もう少しそれを掘り下げて、物理的な話を展開します。
1・SSPG (水力発電) は風力発電の816倍パワフル
いきなり、どこかの国の施策に真っ向から逆らうようで申し訳ありません!!
これは、あくまで純粋に物理的な話であって、他意はございません。
もし、仮に同じ大きさの”空間”を同じスピードで風が通過した場合と、海水が通過した場合のエネルギーの大きさを比較してみました。
最近はAIに頼り切りすぎて、簡単な計算さえも自分でやらなくなった私。
例によって、質問をGeminiに投げてみました。
先ずは、前提条件の確認。 問題なし!!
速度は20m/秒、容積は1立方メートルです。
下の文は一部文字化けしていますが、”3”が絡む部分は3乗(立方体)の部分だと理解してください。
(私が、PCで書くと、もっとぐちゃぐちゃになる。)
それでもって、風と海水の運ぶエネルギーをそれぞれ計算しました。
( 計算してもらいました。)
という、計算結果になりました。
風の運動エネルギーが245ジュール
水の運動エネルギーが200,000ジュール
この二つを比較すると次のようになります。
水が空気よりも816倍大きなエネルギーを持っていることになります。
これは、上の説明にもあるように、潮力発電の優位性を示す話として用いられるそうです。
このブログでもたびたび説明してきたように、”SSPGではうねりが運んでくる巨大なエネルギーを集めて強い水平流を起こす” ことを基本コンセプトにしています。
なので、この優位性をそのまま生かすことができます。
2.SSPGは火力発電、原子力発電の約2倍も効率的
こちらの見出しも刺激的ですねぇ。
世の中には 再生可能エネルギー=非効率 と考えている人ももまだまだたくさんいます。
発電用タービンは、その動力を得るための駆動流体の種類によって、その設計思想と運用特性が大きく異なります。
大別すると、高温・高圧の気体である水蒸気を利用する蒸気タービン、常温・常圧の気体である風を利用する風力タービン、そして高密度・非圧縮性の液体である水を利用する水力タービンに分類されます。
SSPGは水平流を使うので、発電には水力タービンを使います。
そこで、Geminiに次のような質問をしました。
そのこたえが、こちらになります。
と言うことで、物理的に考えると一番理想的な発電方式はダムを使った水力と言うことになります。
しかし、ダムを建設できる場所は地理的に、気象的に限られています。
さらに、ダム湖に沈む地域に住む人々の立ち退きなどの社会的な問題を考えると、今後はダムを使った水力発電所は簡単には増やせないでしょう。
SSPGは海岸線に展開して水平流の運動エネルギーを集めるので、その優位性が認められれば、開発場所を提供してくれる自治体も出てくると思います。
2014年に、八景島シーパラダイスの横にある横浜うみの公園で行った、”世界一しょぼい” 海洋実験で大きな可能性を感じ取りました。
そして、現在、AIという非常にパワフルな協力者を得て、バーチャルな世界ではあるけれど、スケールの大きな実験ができる予感がして、わくわくしています。
冒頭に書いたように、Grokもビデオを生成できるようになりました。
近い将来、GeminiとGrokに同じプロンプトを投入して、広い海から波のエネルギーを集めて来る様子をシミュレーションしてみるつもりです。
その結果が同じならば、それはかなり信頼できる結果だと言えるでしょう。
先ずは、単純に砂浜の海岸から沖に向かって大きなアクリルの板(砂の海底よりも摩擦係数が小さい)を置いてみたら、どうなるかをシミュレートしてみようと思います。
興味のある方は、自分自身が現在使われているAIに以下のことを尋ねてみてください。
SSPGで子供達の将来、世界の未来が少しでも明るく思えた方は、応援してください。








