エネルギー産業 | フルメタルジャケット

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こんな時代だけれど、日本のモノづくりを再起動したい。

今日は東日本大震災から14年。

改めて、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。

 

あの日は、私の会社や私の運命が大きく変わり始めた日でもあります。

 

東日本大震災が起こらなければ、現在でも半導体業界の隅っこで頑張り続けていたかも知れません。

 

でも、身に起きる全てのことには理由がある、そう思います。

あの日から1年くらい経って、何度も海岸線を見ながら歩いて、サーフィン発電を考えるに至りました。

 

いま、日本だけではなく世界中が混とんとした状況にあります。

こんな時だからこそ、サーフィン発電が世に出る機会が近づいているように感じます。

 

先ずは、誰の力も借りず、支援も求めず、自分の力だけでサーフィン発電の可能性を示して行きたいと考えています。

 

他に協力者を求めるのは次のステップから。

その時は、気になる方は、是非応戦してください。

 

 

さて、長い時間かけて読んできた

 
「シェールガス
 夢想家と呼ばれた企業家たちはいかにして
 地政学的変化を引き起こしたか」

 

を、読み終わりました。

 

シェール革命を起こした人たちの苦労と気概を知るとともに、エネルギー産業についていろいろ勉強になりました。

 

石油や天然ガスの価格は、需要と供給、季節要因、経済状況など、様々な要因によって日々刻々と変化します。

 

アメリカでは、以前からシェール層にも石油や天然ガスが含まれているのは判っていたけれども、コスト的に成り立たないので放置されてきました。

 

それを、先駆者たちが様々な苦労を経て効率的に回収する技術を確立したので、中東や海外から石油や天然ガスを輸入することに対する優位性を獲得できたそうです。

 

ところが、リーマンショックで世界的にエネルギーの需要が低迷し、石油や天然ガスの価格が暴落すると、シェールガス・オイルを生産している国内の会社は、一転、ピンチに立たされて、それを切り抜けるのも大変だったそうです。

 

この本の執筆されていたのが2013年の7月と書いてありました。

その時のシェールガス事業の損益分岐点となる、ガスの販売価格が5ドルくらいだそうです。

 

これは、おそらく100万BTU(British Thermal Unit:英国熱量単位) あたりの価格を指していると思われます。

 

BTUは、熱量の単位で、1ポンドの水の温度を華氏1度上昇させるのに必要な熱量と定義されています。

 

うーん、MKS単位じゃないので、頭がぽけーです。

 

難しいことはさておき、サーフィン発電の水素生成コストも最終的には5ドルを目指せば良さそうです。

 

まだまだゴールは遠いですが、何とかしなければいけません。

 

こう書くと、とても楽観的でいいかげんな奴だと思われるかも知れませんが、いつまでも石油や天然ガスがお金で手に入るものと思っている方が楽天的かもしれません。

 

この本を読み終えて、現在の世界情勢を顧みた時にそう感じました。

 

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