未来予想図 | フルメタルジャケット

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こんな時代だけれど、日本のモノづくりを再起動したい。

台風10号も去って、気が付けば9月です。

 

秋になれば、砂浜の賑わいも消えて、挙動不審なおっさんが波打ち際でズボンを濡らしながら実験ができる季節がやって来ます。

 

そういえば、12年前に横浜のランドマークプラザでサーフィン発電のポスター展示をしていた時に、

 

「台風のような強い波が来た場合にはどうするのですか?」

 

と、質問を受けたことがありました。

 

そんな場合には、ウェーブスクランダー( 集波板 )を波が強くなるに従って、沖合から順に海中に沈めて行けば良いのです。

 

海中に潜れば、波の影響を逃れることができます。

 

でも、しなやかに波をこなす構造体を考案して、台風一つで、1県分、冬の日本海の荒波で1県分の水素の年間需要を賄える装置を作る方が、未来があります。

 

まだまだ、夢のそのまた先の夢のはなしだけど....。

 

ランドマークプラザでの当時のポスターが下の写真です。

 

2012年の2月と言えば、私は会社の存続をかけて、日々、金策に走り廻っていたころです。

 

このポスターは取締役や社員たちが私の夢を1枚にまとめてくれたものでした。

 

新世代パワーデバイスに、2巡目の半導体検査装置、フラッシュメモリーを使った大容量メモリーバンク等は、自分では直接かかわることは無くなったけど、それぞれどこかの誰かの努力で世の中に出てきていますね。

 

左下に回り込むサーフィン発電の未来だけが、私のライフワークとして手元にあります。

 

 

サーフィン発電の実現はまだまだ先ですが、世の中はどう動くかはわかりません。

 

この横浜のシンボルのような風景、ここにロープウェイが通るなんで、この当時は横浜市民のほとんどが想像しなかったことでしょう。

 

そして、かねてから悩んでいた太くて、硬くて、重たいチューブの問題ですが、やっと解決策が見つかりました。

 

コーナンPROのお店に下の写真のパーツを持ち込んで、店員さんに

「これより軽くて柔軟に曲がるチューブが欲しい!!」

と告げて、一緒に現物合わせで継ぎ手に合うチューブを探してもらいました。

 

そして、見つけたチューブがこちらです。

 

今度はコネクタの内側に差し込むタイプで、内径は細くなってしまいましたが、とりあえず何とかなるでしょう。