京阪七条駅を過ぎて、時間を気にしながら京都駅を目指します。
先ずは七条大橋を渡ります。
鴨川の南側を見ています。JR東海道線と東海道新幹線の鉄橋が見えます。
烏丸通り(からすまどおり)に来ました。烏丸通りは東本願寺を回り込むような形で北に延びています。
南にはJR京都駅があります。その前には京都タワーです。
JR京都駅の烏丸口に来ました。モダンな巨大な駅ビルが目に入りますが、全体像を写しにくい駅です。
振り返ると、青空の中にそびえる京都タワー。こちらは周りがすっきり、写しやすいです。高いビルに周りを囲まれて窮屈そうになった東京タワーと比べると、こちらは今ものびのびしています。
駅まえから、地下のショッピング街への入り口があります。色合いとか雰囲気がJR川崎駅と似ています。
駅に入るとすぐに1番線ホームに直結の改札口があるところは、昔の京都駅と変わっていません。改札を入って右に歩いて行くと、かつてはカタカタとエンジンを響かせるディーゼルカーがとまる山陰本線のホームがあって、旅情を掻き立てていました。
今も山陰本線のホームは変わりませんが、発着するのは電車で、行き先も近郊が多くなりました。
エスカレータで3階に上がり、八条口に出られる自由通路を歩いて行きます。
八条口の近くでエスカレータで2回に降りると、右側に近鉄京都線のターミナル駅があります。
反対の北側には東海道新幹線の改札口があります。ここで出てしまうと京都市内有効の乗車券も回収されてしまうので、この先JRの在来線で京都市内に向かわれる方は注意が必要です。
新幹線ホームの下、八条口にも何件かのお店があります。その中で、昔からあるのが京都のパンのお店、志津屋です。嬉しいことに京阪樟葉駅に志津屋があるので、わざわざここの店に来なくても良いのですが、昔は出張で京都に来たらいつも立ち寄っていました。
お米パンが好きで、腹持ちも良かったのですが、もう販売はしていないようです。カルネやカツサンドも美味しいですが、お米パンよ何処行った?
八条口に出ました。京都と言えば寺社を中心とした古都の観光イメージが強いですが、その一方で優良な企業もたくさんあります。特にJR京都駅から南のほうに拠点や工場がおおいです。
私も、よくここからタクシーに乗ってお客様の所に出かけていました。
どこに行っても、長くて同じような形をした新幹線のホームがでーんとある、京都駅八条口です。
烏丸通りを南に進み、レトロモダンなジョーシンのお店が見えた来たら、九条通りです。この交差点を左折して東に進みます。
広い九条通りをグングン進んでゆきます。
ほこうしゃの体形が自分ににているなぁ。
だから左側を歩きます。
この辺りから、道路標識に奈良の表示が出てきます。伊豆半島を歩いていて下田の表示を見た時や、東京湾を歩いていて館山の表示を見た時と同じで、目的地に向かって近づいてきている実感が湧いてきます。
でも、ゴールの樫原神宮はもっと南なんだけど。
九条跨線橋(くじょうこせんきょう)に来ました。長い陸橋で、いくつかの道路や川、それに線路を超えてゆきます。
こういうところに来ると、脚が多少疲れていても、加速スイッチがはいってぐいぐい前進し始めます。これもウォーキングの楽しみです。
でも、こんな時に、慣れていない方は膝を故障することもあるので、注意してください。
鴨川を超えてゆきます。上賀茂神社も随分遠くになりました。
こちらは琵琶湖疏水から続く支流だと思います。
東福寺駅すぐの線路を超えます。手前側の電車がちょこっと顔を見せている方が、JR奈良線、奥の方が京阪本線です。
京都第一赤十字病院のある信号まで来たら、長い九条跨線橋も終点です。
病院のつくりは、私の命の恩人、横浜みなと赤十字病院に似ています。
跨線橋の下の道を少し引き返し、線路沿いの道を少し北に進めば、東福寺駅です。
京阪電車はJR大阪駅にもJR京都駅にも接続していないないので、JRとは仲が悪いのかと思っていましたが、ここでは仲良く一対の駅になっています。
ホームに出てすぐにモダンな13000系の淀屋橋行き電車がやって来ました。これに乗って帰れば、母がデイケアから帰ってくる時間に間に合いそうです。
この日のてくてく旅はこれで終わりです。
次回は伏見区に入って行きます。
私も今回愛用している、古都の散策に最適なシューズです。
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