お子様ランチ | フルメタルジャケット

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こんな時代だけれど、日本のモノづくりを再起動したい。

 日曜日に大阪府枚方市に引っ越してきて、徐々に落ち着いてきました。前回のブログで紹介しました、横浜での最後の仕事となったシエンタの手作りポスターは、クルマで来店されたお客様が最初に案内される入り口の正面に飾っていただいたようです。

 ここは、嫌が上にもお客様の目に留まるし、一等席を確保してもらいました。抜群のアイキャッチですね。これは、子供さんに受けるんじゃないかなぁ...期待しています。

 

 

 8月31日水曜日には市役所に転入届を出して、警察署に免許書の住所変更に行ってきました。その帰りにちょこっと立ち寄ったのが天野川です。

 天の川と言えば、暗い澄んだ夜空に微かに見えることがある銀河系の星々の姿であり、七夕のロマンチックな物語を思い浮かべる方が多いと思います、

 私の立ち寄った天野川は京阪電車の交野線の私市駅から枚方市駅までに沿って流れる小さな川で、最後は淀川に流れ込んでいます。

 

 こちらの天の川を知っている方は、皆さん、交野、私市、枚方をすらすらと読める人達だと思います。

 私が子供のころはちょうど日本が高度経済成長期にあって、他の多くの河川がそうであったように、天の川もとても汚れた川でした。下水管からいろんな汚水が流れ込んでいたし、いたるところでどぶ川の匂いがしていました。そんな中を友達と川遊びをしながら、カメやザリガニを探し回りました。

 その頃と比べると、現在の天の川は随分とにきれいになったようです。水面に青空が映るまでになっていました。

 

 そして、今日は母と一緒に京阪樟葉駅前のショッピングモールに買い物に行きました。今年、90歳になった母はデイケアでの外出を除くと、久しぶりの外出です。荷物を入れるバックがついていて、腰掛にもなる手押し車を押して、ゆっくりと歩いてゆきます。小さな段差を一つ一つ気にしながら、手押し車をゆっくりと前に進めてゆきました。それに付き合っている私は、早く歩くのは体力が要るけれど、ゆっくりと歩くのも結構疲れるものだと、改めって実感しました。

 

 昼過ぎにショッピングモールに着いて、先ずは昼食をとる飯屋を探しました。そして、目についたのがシャレたレストランのボードにある”大人のお子様ランチ”の写真。

 日頃から、大人がお子様ランチをオーダーしてはいけないことに納得をしていない私にとって、これはなかなか良い響きのメニューです。母親が”なんでも良いから”と言うのを良いことに、さっそく二人で店の中に入ってゆきました。

 

 で、二人とも「大人のお子様ランチ」を注文しました。値段はそれなりにしましたが、前菜として冷スープが出て来る、スローライフ風のランチとなりました。

 

 

 最近の生活では、ゆっくりと時間をかけてランチを食べるのはめったになかっただけに、待っている間も楽しい時間を過ごしました。

 

 そして、出てきたお子様ランチ!!

 そう、ちゃんと山の形をした色付きご飯の上には、旗がはためいています。なんといっても、旗はお子様ランチのシンボル、欠かすことができないアイテムです。

 色とりどりの野菜やお肉がワンプレートに所狭しと乗っているのも、伝統的なお子様ランチスタイルですね。

 

 

 ゆっくりと味わって食べれれば良いものを、いつものペースで気が付けば、お皿だけになっていました。

 ご馳走様。美味しかったです。

 

 そう、ランチの支払いは母が持ってくれました。

 

 同伴は、いくつになっても、お子様用お子様ランチが似合う精神年齢のバカ息子でした。