相変わらず夜のバイトが生活の基本になっている私は、昼間の仕事が無い日には横浜のみなとみらい地区にある新港パークでのんびり過ごすことが多いです。
オフィス街で買ったお弁当を公園のベンチで食べるととても美味しいです。
芝生に寝っ転がって空を海や空を見ながらいろんなことを考えています。
いつの日にか、現在のすみっこ暮らしを追われて、公園暮らしを始めることになったとしても、その日のための予行演習にもなります。
また、たまにはPCやノートを持ち出してあれこれと難しそうなことを考えたりもします。
ところで、こちらの新港パークの護岸はなぜか凹レンズの形をしています。
凹レンズなので、波を集める形になって、お隣の赤レンガパークや山下公園の岸壁がそれほどでもないときに、結構な波しぶきが立ちます。また、沖からくるうねりが跳ね返った後の挙動も独特なものがあります、
だから、私にとってはサーフィン発電に関連して波の挙動を考えるうえで、いろいろな発見があります。
それにしても、どうしてこんな形にしたのだろうか.....たぶん、デザイン的な意味があるだけで、護岸の機能としては深く考えていなかったのでしょう。
昨日は、そんな新港公園からの帰り道、波の誕生する瞬間を観ました。
普段、海岸で海の波を観察すると、海が荒れていなければ3つの大きさに分類することができます。
一番小さなのは、数センチ程度の小さくて無数の凸凹、ささくれです。これは海水の表面が風にさらされた瞬間に小さな凹凸となって出現します。
海が荒れていなければ、その下には大きさ数十センチ程度の山と谷があり、思い思いの方向に上がったり、下がったりしています。海面の凸凹で、子供のころに海の絵を描くといつもこの凹凸を書いていました。昨日観たのは、この波が誕生する瞬間です。
そして、新港パークのような東京湾の奥深くの海岸にも、数秒からもう少し長い間隔で、沖合からのうねりの末枝が押し寄せてきています。砂浜の海岸の場合には、海岸部近くで位相の揃った正弦波の形になり、寄せては返すの繰り返しをしている波です。
つまり、海面の小さなささくれ、数十センチ程度の凸凹、そして沖合から伝わってくる波の3つです。
波の発生の原因は風です。では、波がどのように成長するのかはご存知でしたか?
私は、自分が不勉強で会ったのかもしれませんが、小さなささくれが寄せ集まって、小さな凸凹になり、さらに沖合では広い範囲に長い時間に強い風にさらされていると、この凸凹が重なってうねりを生むものだと思っていました。つまり、小さな波を寄せて、より大きな山と谷を作り、それが成長してうねりになると。教科書的な本にもだいたいこのように書いてあります。
”寄せて上げる”と、もとい、寄せて大きくなると。
昨日の夕方、万国橋で観た波の誕生は違っていました。夕暮れのみなとみらいのビル群を映す運河の表面は鏡のように静かです。そこに時折、赤レンガ倉庫方向から強い風が吹き付けます。水面の風が当たった場所には、すぐさま小さなささくれのような凸凹ができます。間もなく風が止むと、水面は再び静かになり、ランドマークタワーやクイーンズスクエアの姿を映します。
ところが、5秒ほど、風が強く当たり続けていた水面では小さな凸凹の広がりの中心部分が、突如陥没したように高さ20~30センチくらいの谷ができ、その反動で波が発生し、それが風の進む方向を中心に周囲に伝搬してゆきました。
つまり、小さな波が徐々に寄せて集まって大きな波ができるのではく、小さな波が立っている水面の中心付近が、そこにエネルギーが集中したことが原因であるかのように窪みを作り、その窪みの周りにより大きく周期の長い波を作り、それが周囲に伝搬行きました。
時間にしては5秒前後の出来事でしたが、何回か波の誕生の瞬間を観ることができました。こうして波ができるのであれば、沿岸部でより大きな波を成長させることも可能です。
サーフィン発電の大きなヒントになりました。
長い、公園通いの末に、大きな成果を得ました。
サーフィン発電
海水の電気分解
水素社会の実現で、脱原発&脱炭素エネルギー社会を目指そう
サーフィン発電の開発途中物語(3部作のその1)「フルメタルジャケット サーファーが教えてくれた」はこちらです。
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