岩井駅を出発してからは、国道127号線を少し南下し、ガソリンスタンドのところを左に曲がって林道へと向かいました。ウォーキングセンターで教えて貰ったところによると、この林道をたどって館山市のJR那古舟形駅まで行けるそうです。クルマの通行量は少なく、途中に一箇所トンネルが在るけれども、それほど危険ではないとの事でした。

先週の帰り際に下見にやって来た地点まで来ました。森林浴と木漏れ日の日光浴はとても気持ちが良いです。

道路は、徐々に山の中に入り、林道らしくなってきました。上り坂が続きます。
路面は綺麗な舗装が続いています。

トンネルにやって来ました。
中は電灯がありませんが、向こう側が見えます。クルマがすれ違うのには少し狭そうです。そういうことは、トンネルに入るクルマはライトをつけて入ってきて自分の存在を対向車に知らせるはずなので安心です。
念のため、リュックからマグライトを取り出そうとしました。しかし、今日は忘れてきたようです。代わりに携帯電話のライトを点灯して中に入って行きました。
トンネルの中では前方からやって来たクルマ1台とすれ違いましたが、それ以外は入ってくるクルマもありませんでした。

無事にトンネルを通過しました。振り返ると、トンネルの内面は荒削りで、洞穴のようです。

トンネルを抜けてからは、徐々に下り坂になってきました。
前方より、盛んにクルマの音が聞こえてくるようになりました。程なく、館山自動車道の脇に出ました。

自動車にある黄色い標識に目がとまりました。
あれは、クマ
一瞬ひやりとしましたが、よく見るとお猿さんでした。

若い頃は山歩きも少しかじっていて、岩手の八幡平をハイキングしていたころの思い出が蘇りました。
山の尾根伝いを歩いていると、すれ違う人がみんな杖と鈴を持っています。最初のうちは、この辺りもお遍路さんが巡礼の旅をしているんだと思っていました。
やがて、それがお遍路さんの鈴ではないと気がついたときには、辺りに人影もなく、ひとり山の中に踏み入っていました。
「森のくまさん」を唄いながらそそくさと山を下りた、間抜けな思い出が蘇ります。
ある日 森の中、
くまさんに 出会った~ ♪
くまさんじゃなくて、お猿さんならば闘えます。
この辺りは猪も出るかも知れないので、念のため木の枝を武器に進もうかと考えて拾ってみました。

しばらくは、枝を持って歩いてはみましたが、これもなんだか間抜けなので、枝を山に返しました。
周囲の山にはいろんな種類の木が混ざっています。これから秋が深まるに連れて、どのように色づいていくのか楽しみです。

山里を縫うように緩やかにカーブした道が続きます。

林道も終わったのか、交差点に出ました。
前方に見える館山自動車道の高架くぐって道路は海岸の方へ向かいます。

左に見えて来た小学校には、「歓迎 南房総市」の文字が。

国道127号線との交差点に出ました。やっぱり、国道はクルマの通行量が多いですね。ウォーキングセンターで教えて貰った林道を歩いて来て正解でした。
雨が少し降ってきました。
空を見上げると天候が大きく崩れることはなさそうです。

旅のログ-伊豆・湘南・東京湾・房総半島てくてく旅(その3)
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