図面、パース、イメージ写真、模型、サンプルなどをつかってご説明しますが、
どうしても実物が無い中でのお話なので抽象的なところがあります。
実際、設計をするわたしでも想像とは微妙に違う場面に遭遇する事もしばしば。
お客様に全体を把握してもらうのは至難の業です。
3次元の建物を2次元の情報を元につくるのですから当然といえば当然ですが、、、。
次元数の話でなくても大きさが異なるだけで印象というものはだいぶ変わります。
キッチンなどはショールームで現物を見ながら決定出来るのですが
外壁などは写真やサンプルをつかってもできあがりの印象と異なる場合が多いです。
面積が広くなると色が1トーン~2トーン明るく感じますので同模様でAかBかと悩んでいるお客様には暗めの色をお勧めする事が多くなります。

昨日、キッチンショールームでお打ち合わせしたお客様は前回提出した外壁サンプルとは方向性を変えるとのことなので
「次回の打合せ時に再度サンプルを取り寄せておきますね。」とお約束したのですが,
どうもイメージが湧かないようだったので、さて、どうしようか思案していました。
ショールームも遠いし、
近くに同じ建材を使った家でも探してみようか、
少し大きめのサンプルを取り寄せようか、
、、、と、そこへご本人からお電話が。
「(外壁の)ショールームに来ちゃいました♪」
えらい!
サンプルは少しでも実際の大きさに近いもので確認するに限ります。
お客さまのフットワークの軽さに感謝。
気に入ったものがみつかるといいな。
たくさん見すぎて良く分からなくなったと言ってたような、、、