もし19歳だった私に、あなたは人生の半世紀を生きた時点で、ドイツにいてドイツ人と結婚しますと言ったら、信じるどころか、その時点で拒否反応を起こしていただろう。

19歳だった私はそのころ、折り合いの全く合わない母親と名乗る人から逃れるために、当時医学生だった彼からの求婚にイエスといったばかりのころだった。伯母にはいつも、女性は自分から惚れて結婚するよりも、男の人から愛されて結婚するほうが後になって幸せになるものだと、言い聞かされてきた私はすぐさま承諾したのである。

その結婚と出産、転勤、英国への移住と、この波乱万丈な経験を今は自分とほかの人の役に立つことだけに使おうと思い立った。正確に言うと、ほかの人と私が幸せを感じれることだけのために使おうと思い立ったのである。要は波乱万丈が楽しかったと言い切ることである。

そこでドイツ人との結婚。ドイツでの結婚は基本、初婚で、ドイツ人同士で、すべてドイツ語で書かれた出産証明書などの書類を生まれ育った地元で提出するという、まるで1945年に戻ったかのような状況設定で作られている仕組みである。その故、基本、ドイツ人が外国人と結婚する。その外国人の言語はドイツ語以外、アルファベットすら持たない言語で書かれているなどとは言語道断。

そういった場合そのカップルには、強度な精神力と我慢強さ、家族の大きな愛、そして潤沢な経済力が必要になってくる。まるで結婚する前に、その度胸と器を試されているようなものだ。当時私たちはドイツの鷲のマークを見るたびに、まるでドイツに、できるものならやってみろ!とあざ笑うかの如く馬鹿にされているのを感じたものである。

ドイツに来るまでの私のモットーは努力、為せば成るだった。そして苦労はそれそのものが人生で、美徳だとさえ思っていた。でもドイツでの結婚を通過した今、私個人の見解は全く違うものを信じるという選択に至った。人生は楽しむことが根幹である。楽しくてみんなと愛を分かち合い、笑って幸せに過ごせればそれでよい。

楽で簡単であればそれに越したことはないし、テストで正解がわかっててカンニングができればそれに越したことはない、なので、この文章はいわば小さなカンニングペーパーの一部である。

 

そこで一つ、素晴らしい日本の司法書士さんのチームをご紹介。https://certification.jp/

行政書士の蓜島さんはご自身が海外からの書類のお手続きとうにご苦労なさったのがきっかけで、行政書士さんになられたとかで、それはそれは心の優しい、心が打たれるサービスをなさる方である。そのチームの皆さんのそれはそれは丁寧で心のこもった日本の良いところがすべて詰まっている会社である。私たちも大変お世話になったクライアントであり、もし、これを読んでくださってるあなたが、ドイツの結婚にぶち当たった!とおもわれたら、こちらを試されるのもいいかもしれません。ちなみに私は顧客の立場から書いてるので、コミッションなどはいただいてません。

もう一つこちらも参考にさせて頂きました。あなたのドイツでの結婚にたくさんの幸福が訪れますように。ちなみに人生山あり谷ありではなく、人生のんびり、おだやかに、簡単に幸福が今の私の信条なのは言うまでもない。ドイツでの結婚、学んだわ!

ドイツ人と日本で結婚手続き - 国際結婚したのはドイツだ? (mag-deutschland.net)