印象操作① | 毒を持つ人

ストーカーと化したモラさんは、わたしを追いかけまわし、

わたしの行く先々に押し掛けては、印象操作をするようになりました。


「コトンさんは水を吐くように嘘をつく」

「コトンさんは明らかにおかしい」


ボーダーは標的との間に第三者が介入することを極度にきらい

二者関係をつくります。

その際、標的の悪評をさりげなく流して、何も知らない人たちが

標的に対して先入観を持ち、標的が、誰とも付き合えないように持ち込みます。

加害者は標的を支配・コントロールすることが目的ですから、自分ぬきで

標的が勝手に誰かと仲良くなったり、親密になったり、『獲物』であるターゲットが

誰かに自分のことを「相談」されたりしては、困るからです。


これが被害者の受ける、二次被害です。


最初のうち、加害者は決して、分かりやすい悪口は言いません。

いきなり他人の悪口を吹き込みにくる人間など、誰からも

警戒されて、うとまれてしまいます。

かわってモラさんが装ったのは、

「コトンさんを救ってあげたい」

そんな救済者の役割でした。


わたしは彼女のことを心から心配してあげているのに、

人を信じない彼女に嫌われてしまったみたい。

とてもいい人だけど、彼女は心を見せず、嘘をつく傾向があるの。

でもそれは彼女の生い立ちがそうさせていること。


ココナツサブレさんのサイトに紹介されていた、「境界例被害者友の会」の中の

同じようなケースを合わせて参考にするなら、こんな感じでしょうか。

(吾ながら陰気な作業でうんざりしますが)。

悪口を言っているようで、言っていないような、ほのめかし。

この方法を使いながら、

ボーダーはターゲットの印象を操作します。

この「表向きの理由」により、加害者はまず、被害者の周囲の人間を取り込み、

自分の味方につけることに成功します。

「ここだけの話にしておいてね」

話を内密に持ち込み、聴き手を、自動的に協力者にしてしまうのです。


人を助けてあげたいというのは、美談ですから、誰もがあっさりと

悪評を吹き込みに来た加害者を信じ、加害者に与します。

そして、被害者のことを、加害者が刷り込んだ偏見の目で見るようになります。

「コトンさんは嘘をつく」

のですから、かりにわたしがボダさんからの被害を訴えたとしても、それは

「嘘」として、周囲の人は見てしまい、誰も信じてはくれません。

標的をその爪の下におき、他人を操ることに全力を傾けている加害者としては、

なにがなんでも、まず最初に、

「被害者は被害妄想で、嘘つきである」

と刷り込んでおかなければならないのです。


独占欲なのか?


自分から離れていった人間への復讐なのか?


善意を装った悪意なのか?



ネットの話をリアルにたとえるなら、モラさんと距離をおくために

わたしは、わたしのこともモラさんのことも、誰も知らない人たちがいる

別の町に引っ越したのです。

モラさんとのことは、忘れたいことなのですから、わたしの方から

モラさんの実名をそこで口にすることはないのです。

仮にわたしが遠まわしに触れることがあったとしても、新しいその町に

モラさんのことを知る人はいないのですから、ボダさんに実害はありません。

なによりも、

モラさんが言うとおり、わたしが、嘘つきで明らかにおかしい

人格障害者ならば、わたしが去ることは、モラさんにとっては万々歳で

嬉しいことのはずなのです。


その引越し先にモラさんは押しかけてきました。

「明らかにおかしい」人間を、なぜ、追いかけるのか?

「明らかにおかしい」人間だと、無関係の人たちに中傷を

刷り込みながら、なぜ、救済者として出没するのか。

あげくに、あわよくば

『友情』の復活を求めているのはなぜなのか。←これが一番分からない。


理解に苦しむモラさんのストーカー行為を解くのに、ずいぶんと長くかかりました。

謎を解く最初のキーワード。それは、モラさんの「支配」、「恩着せ」、

わたしへの、「しがみつき」でした。


・参考

●「投影性同一視による操作」

http://homepage1.nifty.com/eggs/iryou/gihou/projectiv_id.html