本番前にフルートの先生のレッスンを受けていました。
自分が受けるレッスンは本当に久しぶりで、
全身スポンジみたいにして吸収するあの感じ、
あぁ、そうだ、これこれ。なんて思いながら学生時代の感覚がよみがえってきた。
先生の発する言葉も、音も、その表現すべてが面白くて魅力的で
とても充実した、密度の濃い時間だった。
なかでも頭にこびりついて離れない一言がある。
「君たちが演奏しながら夢見るんじゃないんだよ。君たちが演奏して夢を見せるんだよ。」
ハッとなった。
ハッとなったのだけれど、じゃあいかにしてそうするのか、
というところまでは、実はまだ習得なんてできていなくて。
どうすればいいのかも正直よくわかっていなくて。
もちろん、その作品を魅力的に感じて、自らもその作品の中で夢を見なければ
それを聴く人と共有することはできないとおもうのだけれど、
先生もおっしゃっていたけれど、弾きながら夢見ちゃうと確かによくわからないものになってしまう。
自己満足・・?的な。
作品を生きる、というか
作曲家のメッセージを代弁するということは
実際どのように行うものなのか、
改めてしっかりと考えなければいけないことだと感じるこの頃。
夢を見せる、ってすごいことだと思う。
そのすごさをディズニーランドに行くといつも感じて、
あのエンターテイメントのレベルの高さに驚く。
ミッキーもミニーもキャストたちも、彼らは私たちに夢を見させてくれる。
素晴らしい舞台を観に行った時もそう。
ミュージカルにしろ、歌舞伎にしろ、バレエにしろ。
私自身が感じる、あの夢を見る感覚を、自らが舞台に立った時は、
聴いている人たちに感じてもらいたいし、届けられなければならないのだけど、
それにはもっともっと修行が必要だなーと痛感。
これからの大きな課題のひとつ。