vol.402
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どこにそんな力が隠れていたのか
わたしは仕事を探し始めました
小さな子ども二人を預けたら
殆どが保育料の支払いで
無くなってしまいます
それでもこのままでいるのは
嫌でした
自分の事なら大抵は我慢できるのに
誰かが攻撃されているのを見るのは
本当に辛く感じてしまうのです
そうして小さな家を買いました
夫は家と言う大きな買い物をした事が
嬉しいようでした
これでやっとリセット出来る
また一から幸せな家族を
組み立てなおそう
けれどその夢もすぐに
崩れ落ちて行きました
まずわたしは新しい職場で
ものすごく働くので
上司からは目を掛けられましたが
女性が多いその職場では
暗黙の了解でバランス良く
同じくらいの仕事量にしていて
一人だけ倍くらい働く人は
そのバランスを崩すだけの
悪人でした
自分だけ良ければいいのか
そう責められました
だけどそれはここが初めてではなく
以前の勤務先の歯科医院でも
ちょっとおかしいくらい
働いてしまうのです
どうしてそうなるのか自分でも
わかりませんでした
そして子ども達です
長男は落ち着きがなく突拍子もない
行動をいきなりしてしまいます
道路に走り出て両手を広げて立ち
走って来る車を止めたり
同じ側溝に何度も落ちたりします
子どもの頃は
一人で本を読んでいたわたしには
まるで宇宙人のように思えました
二歳違いの長女は反対に
物静かで人の事を良く見ていて
何かを取りに行こうとすると
もうそれを持って差し出したりします
けれどこの子は夜驚がひどくて
夜中に眠ったまま立ち上がって
怯えたように泣き叫ぶように
なりました
そして夫はこの頃から
物ではなくてお金を借りて来るように
なりました
バブルの始まりの頃で
お給料は当たり前に上がり続け
銀行の金利も良くて、定期預金は
10年預ければ倍になっていました
夫の会社にも銀行員が出入りして
簡単にお金を貸してくれていました
その金額は一件当たり百万円とか
二百万円とかです
総額がいくらなのかもわかりません
ただ毎月高額が引き落とされて
いきます
そしてその金額は少しづつ
増え続けていきます
その頃からわたしは微熱が続き
信じられないくらい体が重く感じられ
何もしたくないと毎日思うように
なっていました
なのに仕事場では
まるで狂ったように働き続けて
いました
つづく
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プロフィール⑬
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