vol.381
**********
姉にそう言われる前にも
大人たちが噂話をしている中に
わたしの事をかわいそうな子として
話をされていたり
「まぁ、じゃああの子は
いらん子じゃないの。。」
さも気の毒だと言う風に
言っている人もいました
子どもって意外と大人の会話を
良く聞いて理解しているものです
だけど今回ははっきりと
宣告されてしまったようで
ついにそれが
真実だと認めない訳には
いきませんでした
男の子を望んでいたのに
間違って生まれて来た女の子
みんなをがっかりさせた
ここにいてはいけない子
それがわたしでした
それからわたしはわたしらしさを
隠そうとするようになりました
もうスノードームを眺めるわたしは
いなくなり、わたしの世界は
スノードームの中だけになりました
小学校三年生の時には
体も痩せて細くなり
人見知りはひどかったけれど
友達とも遊ぶようになっていました
この頃からようやく弟の記憶も
思い出せます
小学校は退屈な場所でした
成績は通知表では体育以外は
殆ど5でしたけれど
クラスでのポジションは
担任の先生次第です
先生が優等生として扱えば
意見を求められたり
学級委員に選ばれるけれど
ちょっと変わった扱いにくい子と
思われれば
みんなに相手にされないか
たまにからかわれるかの
どちらかです
そして、もう一つの隠そうとした
わたしらしさは
他の人以上に色んな事が
分かってしまう事でした
これは本当に嫌な思いを
随分して来たし
なんて説明したらいいのか
表現するちょうどいい言葉が
見つかりませんけれど
その人の感じている事や
本質的な部分とかそんな事が
伝わってくると言うか
入ってくると言う事です
映像のように浮かんで来たり
直接湧きあがって来たり
だけどそれが当たり前だと
思っていたのに
どうやらみんなとは
違うらしい。。。
そう思い始めたのも
この頃からだったので
それも隠すようになりました
目立たないように
これが目標のような毎日に
なりました
だって必要とされていた
わけではないのですから
そして相変わらず家では
本ばかり読んでいました
父親はとても厳しくて
小学生になるとお手伝いを
振り分けられて
わたしの役目は毎日廊下に
雑巾がけをする事と
植木の水やりでした
中庭の周りから台所まで続く
子どもからすると長い廊下を
雑巾を固く絞って
端まで行くと90度に折れて
丁寧に拭かないとものすごく
怒られます
他の細かいところ
例えば
布団をきちんと敷く事も
本当にうるさくて
その後布団を
一歩でも踏もうものなら
怒鳴られるんです
なんでうちにはこんな恐い人が
いるんだろう
そう思っていて
父の事が本当に大嫌いでした
そして母の事は愛情の薄い人
だと思っていました
多分わたしの事を愛さない母を
恨んでいたんだと思います
そうして、いつかわたしが
お母さんになったら絶対に
母のようにはならない
子どもを愛して大切にする
優しいお母さんになる
そう思っていました
つづく
続きはこちら
プロフィール④
**********
最後までお読みいただき
ありがとうございます![]()
今日も最高の一日に![]()
自分では、もうどうにもならないと感じている方、何となく生きづらいと思っている方、
新しい視点から見てみると解決策が見えるかもしれません。
お問い合わせはこちらから




