3年目の約束 | 遠近(おちこち)~フローライトのブログ~

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『鯛焼を 割って私は 君の母』~神野紗希












先日、グレーテルのかまどでカスドースが取り上げられていましたね。

水飴を用いずに硬めに焼いたカステラを使ったお菓子で、あの素朴な甘さが魅力でおやつにぴったりなんです。

これを機に広く認知されるといいですね。









なんと今年もありがたいことに沢山のさくらんぼが届きまして、引っ越しして住所が変わったにもかかわらず
引き続きこうして送ってくださることに感謝しておいしくいただきました。












5月からほどなくして薔薇の開花を楽しんだのも束の間、すっかり紫陽花の季節になりましたね。



水色に綺麗に咲いた紫陽花の美しさに目を奪われ、心のなかでスクショしました。





赤や青、白にピンクといっても花弁のグラデーションは多彩で

一株一株どれも個性的な色を放つ。



その深い色合いの僅かな違いの豊かさに心を委ねる。


それぞれの色彩がささやく。



これも紫陽花の魅力のひとつです。












そんな、お花にフルーツにとこの季節は僕にとってもうひとつ重要なイベントが。



3歳になった甥っ子のお誕生日会。


会うのは2月にみんなでお食事会をしたとき以来だね。


この4ヶ月ですっかり使う言葉も増えて、たくさん話せるようになって
その成長っぷりに驚きと喜びを隠せないよ。





名詞、動詞はもちろん
擬音やオノマトペがふんだんに盛り込まれていて、

君の“伝えたい”っていう気持ちがね、僕にもひしひしと伝わってきたよ。



小さい身体からほとばしる強い意志は輝きを以て
生きる上でとっても大切なことを教えてくれた気がする。


僕もそんな君の伝えたい気持ち、大切にしたい。






ずっと思っていたんだけど、パパに似ているからか
角度によってはどこか幼かった頃の僕のおもかげもあるんだよね。










じぃじとばぁば達からはおもちゃをプレゼントされて溢れんばかりの笑顔で遊んでたね。



プレゼントを受け取った際、お母さんに
「こういうときなんていうんだっけ?」と諭されると


途端にトーンダウンして低い声で

「あーとぅ」。




今の今まであんなにはしゃいでいたのに、急にぶっきらぼうな言い方になる。
プライド高いのかしら・・・?










僕からはお芋を使った和菓子をプレゼント。


この3年間ずっと見守ってきて、きっとこういうシンプル系なお菓子が好みじゃないかな、と思ったんだ。



パクパク食べてくれて嬉しかったな。



途中、フォークで刺したものを(はいっ)って感じで僕にお裾分けしてくれた。

うん、やっぱり美味しいね。









来年以降もしばらくはお菓子をプレゼントできたらな、と考えています。







日本人と甘いものの関係。

繙くと戦艦間宮のエピソードもさることながら、むかし日本には柿の木があるお宅はそんなに珍しくもなかったんだよ。


僕が子供の頃だって柿や柘榴の木が近所にあったぐらいだ。




そんな日本人の甘いものに対する渇望というか、どこか郷愁を誘うものがあるよね。



特に幼い頃に食べたお菓子の記憶って大人になっても当時の思い出とともに心に残り続ける。



だから君にもね、そんな思い出がたくさん増えてくれたらな、と願って
まだまだ美味しいお菓子、いっぱいあるよ。



母じゃないけど、これからもたくさんの種類のお菓子を食べさせてあげたいな。



もちろん長崎のカステラもその候補のひとつです。













帰り際、もらったおもちゃを大事そうに両手で抱きしめながらお見送りしてくれた君。


真っ先にタクシーに乗り込もうとしたので慌てて制止したけど、バイバイするのがわかって泣き出しちゃったね。


僕にも覚えがあるよ。



むかし、祖父母の家へ遊びに行った帰り

バイバイするとき、さよならするのがつらくなって泣いた記憶がある。



なんていうか、無性に寂しさがこみ上げてきてね
楽しかった時間が終わりを告げるのを受け入れたくなかったんだよね。









大丈夫。




またいっしょにあそぼっ。




“またね”のバイバイだ。



離れていてもにぃには君のことが大好きです。








またひとつ大きくなったね。






お誕生日、おめでとう



























今週末はストロベリームーンだけど見られるかな?