『ただ白き 光となりて わがあらむ 君のすべてを抱かんがため』
~ 池田理代子
大切な人を傷つけないようにするにはどうすればいいのか。
どんな言葉をかけてあげればいいのか。
何が最良で何が最良でないのか。
あらゆる可能性に配慮しつつ、言葉を選んではふるいにかけ
こぼれてはまた掬うを繰り返す。
その人が僕にとってかけがえのない人であればあるほど自らを戒める。
白い光になって、ただただその人を優しく見守り続けるような
そんな言葉を届けたくて。
この2週間あまり、何も知らずに過ごしていた自分が嫌になる。
世間には、あることないこと好き勝手にいろんなことを書く人が一定数います。
ただ興味本位だったり、好奇心だったり、ただの暇潰しだったり。
見て見ぬふりをしてスルーすることもできるけど、
とかく大好きな人が悲しい思いでいる、もしくはそうしていたのだとしたら、こんなに悲しいことはない。
想像しただけで胸が痛くて苦しくて、見せてくれたたくさんの笑顔の裏に、飲み込んだ言葉がたちが数多くあったのだとしたら、いつか心が悲鳴をあげてしまうよ。
ただでさえ、あまり表立って発言なさらない方だから。
僕がどれだけ愛情深いその笑顔に、心配りを表すちょっとした一言に
これまで何度救われ、何度元気をもらったことか。
気遣いや思いやりから生まれる言葉の数々にたくさん触れて、前よりももっと好きになって
さながら母の泉に包まれるような温もりを育む豊かな感受性に何度も心惹かれ
(新しいテーマ曲の感想も素晴らしかった)
こうして想いを抱いたまま可能な限り言葉を紡ぐ日々。
それこそ花を包む白い光のように。
『花も実もある』という言葉もあるけれど、僕にとってまるで花のような人だ。
その美しさに目を奪われ、ときには笑顔にしてくれて
またあるときには、言葉にならないほど熱い感情で胸がいっぱいになることも。
季節に合った相応しい色使いの衣装をお召しになっていたり。
それに僕の大好きな音を奏でてくれる人でもある。
大好きなチョコレートでも、精神的にへこたれているときは気分が盛り上がらず
いまいち美味しく味わえないことが僕もありました。
大好きなチョコレートが大好きなままでいられるように、心から願っています。
真偽のほどは定かではないけれど、とにかく心がいたたまれなかった。
“居ても立っても居られない”とはこういうことを云うんですね。
(それに、なんだか昨日はあまり元気がなさそうに見えたので)
4月からすでに2ヶ月目、おかげで楽しく穏やかに、実にいい心持ちで土曜日を迎えられています。
それに多いときは2度、お目にかかれる週もありますしね。
芸術で感動する心を人は持っていると知っている者同士。
だからこそ、人を信じられる。
無駄だったことなんてこれまで何ひとつありません。
“未来”という言葉を使うとき、人は必ずそこに
“希望”という意味を見いだしていたはずです。
希望を見失わずにいられる【道しるべ】となることを僕も願っています。
これからもお会いできることを心待ちにしています。
どれだけ回り道をしても、どれだけ長い道のりだとしても
いつかきっと想いが交差する日が訪れることを信じて