手塚治虫「ブラックジャック」に夢中な
小学生の娘のために、
このたび「火の鳥」も全巻購入しまして
(両方とも、私も小学生から夢中に読んだモノです~
親子は似るのでしょうかね…?
いや 手塚マンガの実力ですね
)
ついで&自分用に、遅ればせながら
かねてより気になっていた
漫画「僕はビートルズ」も全10巻購入

ビートルズファンの方で
すでに読まれた方はいるでしょうか…?
講談社漫画新人賞大賞受賞した藤井哲夫原作に、
売れっ子漫画家かわぐちかいじが作画
2010年~2012年連載、大きな話題となって
街の巨大看板や、駅の中吊りで広告を見た方も
私なりのレビューを以下に(^^)
完膚なきネタバレなので
今後読まれる予定の方は一応お引き返しを
【あらすじ】
現代日本で、ビートルズのコピーバンドをしていた
熱烈ファン4人組が、ひょんなことから
1961年の日本(ビートルズデビュー半年前)に
「タイムトリップ」してしまう
↓
「俺たち、ビートルズになっちまおう!
ビートルズより先に曲を出しちまうんだ」
「ダメだよ!それは冒涜だ!」
「俺たちがビートルズの曲を出せば、
ジョンやポールは違う曲で対抗してくるはずだ、
彼らの『214曲目』を聴きたくないのか?!」
↓
というワケで「ファブ・フォー」というグループ名で
A面「抱きしめたい」B面「And I Love Her」
にて鮮烈デビュー、日本国内大反響
↓
「俺たちはジョンとポールに知られる必要がある、
世界デビューせねば!
実績作りとしてデビューアルバム1枚作るぞ!」
さて曲は……
ばーーーーーん

(‥‥‥
)
↓
すぐ世界でも◯百万枚セールス
↓
エプスタインが連絡してきて(
)
ファブ・フォーはロンドンのバンド大会に出演
(すでにここらで10巻目)
↓
大会のトリに現れたのは……。
エプスタインが仕込んでおいた
デビュー前の「ザ・ビートルズ」。
日本人ファブ・フォーのために
ジョンとポールが書いた
新曲「ファビュラス・フォー」をビートルズが演奏
会場は大喝采
↓
ファブ・フォー涙
「やっぱ本物にはかなわねえな…。
ビートルズさん、あのアルバム(↑上画像)の曲は全て
あなた達の曲です、お返しします」
↓
ファブ・フォーは音楽から引退、
平成時代には戻れず…
そのまま日本で漁師や花屋として生きる。
そして現代まで、
年1回は身内でささやかにライブをして
音楽でつながる70歳日本老人4人衆
……超~ざっと適当に書くとこんな感じ
ほぼ数ヶ月間の「ジェットコースター物語」?
そして私の読後感想は……
「面白い・ワクワク」30%
「当惑・困惑」30%
そして
「もったいない!ぎゃー」40%
うう…この顛末……「もったいない」
もっとこう……なんというか……。
せっかくの、
ファンには嬉しいビートルズ漫画
話題性タップリで超注目されていた連載
累計販売部数もスゴかったとのこと
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
設定は、とりあえず
ありがちだけど面白い!
ファンなら誰しも夢見る
「もし自分がビートルズだったら…?」
「あの時代にトリップしたら…?」
彼らがファブ・フォーとしてデビューする前に
ビートルズと同じ楽器を探しまわるところは
ほんとにワクワク!
61年の日本にヘフナーがあるのか?
奇跡!舶来骨董店の屋根裏にあった!これは運命だ!!
「ビートルズに成り替わる」ことについての
葛藤や悩みも、ある程度描かれてるし
思わず一緒に悩むワタクシ(笑)
1~4巻、どんな展開になるのか、
早く次の巻が読みたい!さあ来い♪
おっ5巻
ファブ・フォー、鮮烈デビューかあ…。
うーん?
まあ当たり前ですが、
短足メガネで野暮ったい日本人による
(スゴイんです 彼らの昭和体型が…)
唐突なオール英語曲、
こんなに人気出るかなあ~?
「曲が良い」だけで
バックグラウンド無しにこんなにウケるかなあと
だんだんと無理ある展開に
脳裏にハテナが浮かび(笑)
デビューアルバムを作ったところで大困惑
えっっ今後ビートルズに成り替わるつもりなのに
いきなりこのラインナップ??
上の画像参照(^^;)B面は特に衝撃です
(3)ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイフレンド
(4)サムシング
(5)サージェント・ペパー
(6)レット・イット・ビー
って…デビューでもう解散寸前じゃん(笑)
(サージェントとリトルヘルプちぎれてるし
)
しかもこのラインナップで
後楽園でデビューコンサート
うっそおお~~ どんな機材でライブしたの(笑)
ここらのシーンの脱力ぶりはかなりのもの
(ほんとに作者の方って
ビートルズのファンなのかしら?^^;)
このあたりで
(ずっとスルーしてた)「ビートルズ乗っ取りの是非」とか、
(ついには)「ビートルズとは……何ぞや」という
根本的な疑念を
頭で禅問答しつつ
そして長らくの疑問……
「で、ビートルズ本人達はいつ出てくるの?」
答え「最終巻」
1~9巻、待ちくたびれました(笑)
でも、その分10巻で鳥肌が立ったのも事実

うおーシルエットでもカッコいい…!ザ・ビートルズ
この瞬間のために1~9巻はあったのかも
震えるファブ・フォーと、ビートルズの会話にて
(物語は大詰め・ラストスパート)
ジョンのセリフ
「お前らタイムトリッパーだと?
興味ないね、今興味あるのは今書きたい曲だけだ。
その曲名は…『Love Me Do』さ (キメッ!!)」
めでたく正規のビートルズデビュー曲が作られて
ファブ・フォーはそのまま帰国&引退、
その後ビートルズはあの全213曲を発表して
歴史は正されたのだった‥‥。
↓この時のワタクシの心中
●ファブ・フォーによるサムシングや
レットイットビーを聴いてしまったビートルズが
「Love Me Do」をキメッ!ながら発表するか?
(ら~ら~ぶみ・どぅ♪ どん・どん♪)
●すでにファブ・フォーが出しちゃった曲はどうするの?
結構あるけどお~(汗)
(文中言い訳→「世界の皆、すぐ忘れるさ」byジョン
いやいやイエスタデイとかレットイットビーとか
忘れないでしょー^^;
「オレも忘れたしな」←だからジョン忘れんなって笑)
●ていうか「I Saw Her Standing There」は
ポール17歳の時すでに作ってましたが?^^;
●もう 夢オチのほうがマシだったんじゃ……。
などなど、
さすがに「漫画」といえども
最低条件のエクスキューズが満たされていない
ビミョーな終わり方でした(^^;)
ちなみに、彼らの目的の一つであった
“214曲目”の新曲
「ファビュラス・フォー」は
その後 特に発表されず、幻の一曲になり
ビートルズはそのまま歴史通りに…。
結局、
あんたら日本人4人は
60年代に何しに行ったんじゃあーーーー
ていうか
先にサムシングやらレットイットビー出しちゃって
余計なことだけして
焼津で漁師になって終了……って
壮大に悪さだけして終わってるんじゃ~~~~
と・この物語が丸ごと
「マイナスのイベント」になってる件……。
せめて・
ジョンの代わりに死んでこい~~~!
(暴論
)
もちろん、ワクワクシーンいっぱいの作品ですが
トリビアが散りばめられてたり
楽器が美しく描かれてたり
セリフも↑私のあらすじなんかよりずっとカッコいいし
(何よりビートルズと初対面する場面は
我がコトのように大感動
)
ええ… 評判が良かっただけに……
反響も大きかっただけに……
信者まっきーとしてはもっと良い展開が欲しかったナ
大人の事情で打ち切りが早まった、などの噂もありますが
だとしたら作者の方も無念だったでしょうね
(ていうか評判の良かった漫画を
ディスるコワさ笑
お好きな方には申し訳アリマセン
狂信者ブログの一意見としてお許しを^^;
ファンほど口うるさいというのは良くあるコトで~笑)
ただ、この漫画は
別にビートルズファンじゃない若い人にも
大変な人気があり(♪)この漫画をきっかけに
ビートルズを聴くようになった人も多いそうで…
その点、
ちょっとしたビーファン向けムックなどに比べ
何倍も功績があったと言えますね
(実際… 正直私も超~楽しみました
)
荒くフォローをキメたところで(笑)
皆さんは
もし、1960年代に
タイムトリップしたら……?
……どうしますか?
私は・・・・
もちろん「親衛隊長」♪
(
一番小物だったワタクシ^皿^)
小学生の娘のために、
このたび「火の鳥」も全巻購入しまして
(両方とも、私も小学生から夢中に読んだモノです~
親子は似るのでしょうかね…?
いや 手塚マンガの実力ですね

ついで&自分用に、遅ればせながら
かねてより気になっていた
漫画「僕はビートルズ」も全10巻購入


ビートルズファンの方で
すでに読まれた方はいるでしょうか…?
講談社漫画新人賞大賞受賞した藤井哲夫原作に、
売れっ子漫画家かわぐちかいじが作画
2010年~2012年連載、大きな話題となって
街の巨大看板や、駅の中吊りで広告を見た方も

私なりのレビューを以下に(^^)
完膚なきネタバレなので
今後読まれる予定の方は一応お引き返しを

【あらすじ】
現代日本で、ビートルズのコピーバンドをしていた
熱烈ファン4人組が、ひょんなことから
1961年の日本(ビートルズデビュー半年前)に
「タイムトリップ」してしまう
↓
「俺たち、ビートルズになっちまおう!
ビートルズより先に曲を出しちまうんだ」
「ダメだよ!それは冒涜だ!」
「俺たちがビートルズの曲を出せば、
ジョンやポールは違う曲で対抗してくるはずだ、
彼らの『214曲目』を聴きたくないのか?!」
↓
というワケで「ファブ・フォー」というグループ名で
A面「抱きしめたい」B面「And I Love Her」
にて鮮烈デビュー、日本国内大反響
↓
「俺たちはジョンとポールに知られる必要がある、
世界デビューせねば!
実績作りとしてデビューアルバム1枚作るぞ!」
さて曲は……
ばーーーーーん

(‥‥‥

↓
すぐ世界でも◯百万枚セールス
↓
エプスタインが連絡してきて(

ファブ・フォーはロンドンのバンド大会に出演
(すでにここらで10巻目)
↓
大会のトリに現れたのは……。
エプスタインが仕込んでおいた
デビュー前の「ザ・ビートルズ」。
日本人ファブ・フォーのために
ジョンとポールが書いた
新曲「ファビュラス・フォー」をビートルズが演奏
会場は大喝采
↓
ファブ・フォー涙
「やっぱ本物にはかなわねえな…。
ビートルズさん、あのアルバム(↑上画像)の曲は全て
あなた達の曲です、お返しします」
↓
ファブ・フォーは音楽から引退、
平成時代には戻れず…
そのまま日本で漁師や花屋として生きる。
そして現代まで、
年1回は身内でささやかにライブをして
音楽でつながる70歳日本老人4人衆
……超~ざっと適当に書くとこんな感じ
ほぼ数ヶ月間の「ジェットコースター物語」?
そして私の読後感想は……
「面白い・ワクワク」30%
「当惑・困惑」30%
そして
「もったいない!ぎゃー」40%

うう…この顛末……「もったいない」
もっとこう……なんというか……。
せっかくの、
ファンには嬉しいビートルズ漫画
話題性タップリで超注目されていた連載
累計販売部数もスゴかったとのこと

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
設定は、とりあえず
ありがちだけど面白い!
ファンなら誰しも夢見る
「もし自分がビートルズだったら…?」
「あの時代にトリップしたら…?」
彼らがファブ・フォーとしてデビューする前に
ビートルズと同じ楽器を探しまわるところは
ほんとにワクワク!
61年の日本にヘフナーがあるのか?
奇跡!舶来骨董店の屋根裏にあった!これは運命だ!!
「ビートルズに成り替わる」ことについての
葛藤や悩みも、ある程度描かれてるし
思わず一緒に悩むワタクシ(笑)
1~4巻、どんな展開になるのか、
早く次の巻が読みたい!さあ来い♪
おっ5巻
ファブ・フォー、鮮烈デビューかあ…。
うーん?
まあ当たり前ですが、
短足メガネで野暮ったい日本人による
(スゴイんです 彼らの昭和体型が…)
唐突なオール英語曲、
こんなに人気出るかなあ~?
「曲が良い」だけで
バックグラウンド無しにこんなにウケるかなあと
だんだんと無理ある展開に
脳裏にハテナが浮かび(笑)
デビューアルバムを作ったところで大困惑
えっっ今後ビートルズに成り替わるつもりなのに
いきなりこのラインナップ??
上の画像参照(^^;)B面は特に衝撃です
(3)ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイフレンド
(4)サムシング
(5)サージェント・ペパー
(6)レット・イット・ビー
って…デビューでもう解散寸前じゃん(笑)
(サージェントとリトルヘルプちぎれてるし

しかもこのラインナップで
後楽園でデビューコンサート

うっそおお~~ どんな機材でライブしたの(笑)
ここらのシーンの脱力ぶりはかなりのもの

(ほんとに作者の方って
ビートルズのファンなのかしら?^^;)
このあたりで
(ずっとスルーしてた)「ビートルズ乗っ取りの是非」とか、
(ついには)「ビートルズとは……何ぞや」という
根本的な疑念を
頭で禅問答しつつ

そして長らくの疑問……
「で、ビートルズ本人達はいつ出てくるの?」
答え「最終巻」
1~9巻、待ちくたびれました(笑)
でも、その分10巻で鳥肌が立ったのも事実

うおーシルエットでもカッコいい…!ザ・ビートルズ
この瞬間のために1~9巻はあったのかも

震えるファブ・フォーと、ビートルズの会話にて
(物語は大詰め・ラストスパート)
ジョンのセリフ
「お前らタイムトリッパーだと?
興味ないね、今興味あるのは今書きたい曲だけだ。
その曲名は…『Love Me Do』さ (キメッ!!)」
めでたく正規のビートルズデビュー曲が作られて
ファブ・フォーはそのまま帰国&引退、
その後ビートルズはあの全213曲を発表して
歴史は正されたのだった‥‥。
↓この時のワタクシの心中
●ファブ・フォーによるサムシングや
レットイットビーを聴いてしまったビートルズが
「Love Me Do」をキメッ!ながら発表するか?
(ら~ら~ぶみ・どぅ♪ どん・どん♪)
●すでにファブ・フォーが出しちゃった曲はどうするの?
結構あるけどお~(汗)
(文中言い訳→「世界の皆、すぐ忘れるさ」byジョン
いやいやイエスタデイとかレットイットビーとか
忘れないでしょー^^;
「オレも忘れたしな」←だからジョン忘れんなって笑)
●ていうか「I Saw Her Standing There」は
ポール17歳の時すでに作ってましたが?^^;
●もう 夢オチのほうがマシだったんじゃ……。
などなど、
さすがに「漫画」といえども
最低条件のエクスキューズが満たされていない
ビミョーな終わり方でした(^^;)
ちなみに、彼らの目的の一つであった
“214曲目”の新曲
「ファビュラス・フォー」は
その後 特に発表されず、幻の一曲になり
ビートルズはそのまま歴史通りに…。
結局、
あんたら日本人4人は
60年代に何しに行ったんじゃあーーーー
ていうか
先にサムシングやらレットイットビー出しちゃって
余計なことだけして
焼津で漁師になって終了……って
壮大に悪さだけして終わってるんじゃ~~~~

と・この物語が丸ごと
「マイナスのイベント」になってる件……。
せめて・
ジョンの代わりに死んでこい~~~!
(暴論

もちろん、ワクワクシーンいっぱいの作品ですが

トリビアが散りばめられてたり
楽器が美しく描かれてたり
セリフも↑私のあらすじなんかよりずっとカッコいいし
(何よりビートルズと初対面する場面は
我がコトのように大感動

ええ… 評判が良かっただけに……
反響も大きかっただけに……
信者まっきーとしてはもっと良い展開が欲しかったナ

大人の事情で打ち切りが早まった、などの噂もありますが
だとしたら作者の方も無念だったでしょうね

(ていうか評判の良かった漫画を
ディスるコワさ笑
お好きな方には申し訳アリマセン

狂信者ブログの一意見としてお許しを^^;
ファンほど口うるさいというのは良くあるコトで~笑)
ただ、この漫画は
別にビートルズファンじゃない若い人にも
大変な人気があり(♪)この漫画をきっかけに
ビートルズを聴くようになった人も多いそうで…

その点、
ちょっとしたビーファン向けムックなどに比べ
何倍も功績があったと言えますね

(実際… 正直私も超~楽しみました


荒くフォローをキメたところで(笑)
皆さんは
もし、1960年代に
タイムトリップしたら……?
……どうしますか?
私は・・・・
もちろん「親衛隊長」♪
(
