・ 1983年 7歳 2年生ピアノを習い始める 母、家電量販店で仕事開始
近所のピアノ教室に母に内緒で毎日通う。部屋に入れてもらってじっと誰かのレッスンを聴いては合間に少し触らせてもらう。まさか習わせてもらえるとは思っていなかった。
自分を出して怒られないことがないので本能的に母に可愛がられる言葉しか話さなくなる。母の気に入る自己表現が身に付く。
ピアノを習いたかったが、レッスンに通いたいということは自分の欲求を表出するということなので、イコール悪い結果のはずだった。痛い目を見るところだった。しかし奇跡は起こる。
ピアノの先生が母(35歳)に電話で「レッスン料はいらないので習わせてあげてください」と言ってくれた。内心、秘密がばれて相当なことをされると思って覚悟したのに。しかし自己抑制は続く。(いい子でいないと家族のみんなとなかよしでいられなくなる。私が叱られるとじいちゃんとばあちゃんがかばう、かばわれるともっと辛いこと言われたりされたりする)どこでこんなに怯える癖がついたのか。
母は家電量販店に勤め始める。学校帰りに母の職場に行くと「大きくなったら独身社員のkさんのお嫁にいきなさい」等、本当かと怖かった。母は数人の男性社員と仲むつまじいようだったがtさんとの不倫の萌芽を秘めていた。
カッターを4本持ち歩きランドセルをメッタ切りにした。家族が気づかないという異常。