久しぶりに角川春樹監督の映画を観ましたが
相変わらず何を描きたいのか何を軸に観て欲しいのか
全くわからない作品。(天と地との時から同じ)
幼馴染の女の子の友情、料理の創意工夫、サクセスストーリー
料理帖とうたっている割にほぼ料理解説、料理作業無しと
原作もNHK版のドラマも観ていないので物語の骨子が
理解できていないのでただただバラバラと繋がりの無い
話が描かれているだけで正直途中で飽きました。
出演者と音楽は立派でしたが監督、脚本共に全く才能を
感じないドラマでした。
江戸時代に食材として玉子、牡蠣って庶民が普通に
口にすることができる食材だったのだろうか???
浅野温子がチンピラを追い払うのに大量の塩を撒くが
この時代塩は貴重品なのでは???
放火でなく失火であってもそして大火にならなくても
火事を出したのにお咎めが全く無し???
何を見ても、これどうなんだろうと思ってしまうのが先に立ち
盛り上がりに欠ける展開も相まって全く映画に集中
できませんでした。
採点:★
元々はテレビドラマ「天皇の料理番」をhuluで見始め
黒木華の健気さに惹かれNHKの「みをつくし」を探して
いるうちに辿り着いた映画版の「みをつくし」でしたが
思いっきりハズレの作品でした。こういう作品をお金だして
観てしまったら当分落ち込みそうです。
※)細かい点を付けられないので
☆5点満点(★は0.5点)
観る価値あり映画は☆☆☆以上