お正月ノーカット版で新海誠監督の「天気の子」の放送がある
というのでハードディスクに採りためて先ほど見ました。
観客動員1000万人超興行収入も140億円というヒット作品です。
最近の邦画はヒット作というとアニメがほとんどです。
ある意味寂しいですがアニメ技術はアメリカディズニーとは
違った方向で発展していっているので頼もしくも感じます。
最初観始めは新海監督お得意の精密描写にビックリしましたが
でも・・・これってアニメじゃなくても実写でも良いんじゃないと
疑問が出始めましたが後半部でアニメならではの壮大な
フィクション表現が出てきて納得できました。
物語は高校生のリトルロマンスとも環境問題提起とも
近代文明批判ともとれる作品ですが逆に焦点が
ボヤけて全体としてあやふやな点が多く見えてしまい
終わり方の意味が良く分からなくなってしまった感じです。
採点:☆☆☆
さすが新海監督といえるようなアニメ描写(街風景、雨描写)です。
それだけで観る価値ありだとは思いますが
何かどこかで観た感じ・・・そうだ雲の表現やら
人物の輪郭が「天空の城ラピュタ」に似てる。
過去の偉大なアニメ作品があるとやっぱり真似したように観られて
しまうのはちょっと気の毒な感じもします。
※)細かい点がつけられないので
☆5点満点(★は0.5点)
観る価値あり映画は☆☆☆以上。