丸選手の去就にヤキモキしている毎日ですが
一通り今年のプロ野球年間表彰が終わらないと
FAの結果発表ないかもしれません。
そこでここ数日毎日NHK-BSで放送されている
山田洋次作品について書くことにします。
家族はこの年(1970年)のキネマ旬報
年間ベストテン1位の映画です。
映画は故郷の長崎硫黄島から北海道中標津まで
高度経済成長の日本を縦断する形で一家が移動する
ロードムービーです。
既成の俳優だけでなく特に北海道をでは一般人を使い
ドキュメンタリー感を出しています。
野心的な作品ですが、ある意味今のTV時代
にアクションでもなく大規模予算でもない
この設定って興行的にどうなんだろうと
心配してしまう映画です。
しかしこの年のベストテン1位の作品だけあって
俳優たちの演技は見ごたえは十分ありましたし
暗い話の部分が多いですが物語の展開にも説得力ありました。
採点:☆☆☆☆
一つ難点を言えば
いくら頑張っても倍賞千恵子は美人すぎ
(個人的には春川ますみとかどう?)
井川比佐志とのバランス悪すぎだし
ドキュメンタリーで出てくる北海道の素人主婦
とは比べ物にならない美人度なので
ちょっと現実感が薄れた感じでした。
※)細かい採点付けられないので
☆5点満点(★は0.5点)
観る価値あり映画は☆☆☆以上。