お金の魅力と人の価値についての話です。
「魅力」の意味を調べました↓
「人の心をひきつけ夢中にさせる力」
・・だそうです。
人の心をひきつけ夢中にさせるものとして、
思いつくのは、
「お金」ではないでしょうか?
お金があれば、欲しいものが買える。
お金があれば、問題を解決できる。
お金があれば、人を喜ばせることができる。
お金があれば、自由を得られる。
お金とは言うなれば、
あらゆるものを対象としたパスポート!
あの世へは持っていけなくても、
この世ではすごく便利なフリーパス。
フリー (自由)
な
パスポート(通行手形)
やっぱりお金って魅力的!
お金に魅力を感じるのは当然ですね。
だけど、
稀に、お金について抵抗するタイプがいます。
本当は欲しいのに、抵抗するとはどういうことでしょう?
実は、ぼくが抵抗するタイプでした。
お金と親の愛情が複雑に混ざり合った結果、
お金を遠ざけるバグを起こしていたのです。
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育った家庭は、まあまあ問題ありの環境でした。
もちろんお金の問題もありました。
詳細は省きます。
一つ言えるのは、親の愛情に飢えていました。
ぼくは家庭環境の中で、
お金について間違った観念をもち、
お金を遠ざけるようになりました。
こういうことです。
最初に書いたとおり、お金には魅力があります。
そして、
お金を稼ぐ人にも魅力があります。
では、お金を稼ぐ人から、
お金を稼ぐ能力を消したらどうなるでしょう?
ぼくは、稼ぐ能力を失ったら、人として価値が無くなると信じていました。
(心の奥で感じていたものです)
価値が無くなれば、親に見放される。
親に見放されたら生きていけない。
その恐怖たるや、大人の想像を超えるものだったはず。
その体験から、お金について次のような観念を刷り込みました。
お金を稼いだら、親は愛情を与えてくれるだろう。
でも、もし稼ぐ力を失えば、その時は見放されるだろう。
それは、すごく悲しいこと。
ならば、一層のこと
悲しい思いをしないために、はじめからお金は遠ざけておこう。
お金のことで心が傷つかないように、
防衛のメカニズムがはたらいていました。
でも、それはもちろん誤解です。
お金についての夫婦喧嘩は子の前でするのはやめましょうね。
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話しを戻すと、
お金には魅力があります。
お金を稼ぐ人にも魅力があります。
でも、お金を稼ぐ人から、稼ぐ能力を失っても、
人の価値は減りません。
たしかに、お金を稼ぐ能力は魅力的です。
でも、それは人がもっている他の魅力ときっと同じ。
これも人の魅力です。
行動的。
ユーモアがある。
笑顔が素敵。
リーダーシップがある。
肌がキレイ。
などなど。。
肌が魅力的だった人が、肌荒れしても
人の価値は、1ミリも減りません。
それと同じで、
お金を稼いでいた人が、
稼げなくなっても、人の価値は変わらない。
そもそも長い人生には
いい時もあれば、わるい時だってある。
お金を稼げる時期もあれば、
困窮する時期だって多くの人が経験する。
だから、
お金を稼ぐ力は、みすみす遠ざけなくていいのです。
繰り返します。
お金の魅力は、この地球で生きる間の
フリー (自由)
な
パスポート(通行手形)
この世界には行ってみたい場所や、
やりたいことがたくさんあるでしょう。
遠慮していたら、
あっという間に、タイムリミットが来てしまいます。
タイムオーバーになる前に、
もっと豊かになって、世界を味わい尽くしたいですね。