ものの見方は二つあります。
・表面から見えること。
・表面からは見えないけれど、
よく観察すると見えてくること。
多くの視点で見れば、
ものごとはより正確に見えてきます。
「家族を主役に」で書きましたが、
それは新居を購入する家族にも通じます。
新居を探しているのだから、
「きっと夢を膨らませているだろう・・」と思いがち。
でも実際は、
多くの人が悩みをもっていました。
彼らは人に相談できないことがあったのです。
もし、自分が買う立場なら、
悩みに応えてくれる人から買いたい。
ぼくは、たまたま家族インタビューを通じて、
ふだんは聞けない家族の生の声を聞くことができました。
生の声を聞いたことが
実は、相手の観察になっていました。
その観察によって
新しい視点でものごとを考えます。
観察したことでしか、
得られない考えが生まれます。
新しい視点の考えは、
生活者に届ければ、
よりよい家づくりになります。
住宅業者に届ければ、
お客さんとの距離を縮められます。
ぼくは、新しい視点の考えによって、
両者を取り持てます。
思わぬ発見でした。
そのことを理解したのは、
最後のインタビューをしてから数年経ってからのことです。
あたりまえにしていたことに、
再び光が当たるとは思ってもいませんでした。
自分の見方を変えると
思ってもみなかった発見につながる一つの例です。