【演出が売上に直結する話し】
過去の話しになりますが、
バレンタイン会場の設営を任されました。
ピンクのハートが浮き立つようなそんな会場をつくってみよう。
国生さゆりのバレンタインキッスの歌詞のように・・。
「明日は特別 スペシャルデー
一年一度のチャンス
Oh ダーリン.Oh ダーリン. I love You!
誰もが浮かれて カーニバル
彼氏のハートを 射止めて
Oh Baby. Oh Baby. Love Me Do!」
バレンタインのイベントには、
「誰もが浮かれてカーニバル♪」になるような
演出が売上アップに効きます。
当時の上司から教わった言葉です
「売り場に大切なのは、
『音と匂いと光と鮮度』だぞ」
商品をただ陳列するだけじゃなく
人の五感に訴えることがだいじだということです。
その言葉を、何十年経った今でも覚えています。
そんな教えをいただいて
バレンタイン会場を次のように演出をしました。
↓ ↓ ↓
①設営会場は入口から正面に見る一番いい位置
②天井から大きなボードを吊り下げ
③陳列するテーブルは円形でひな壇の形状
④商品のチョコはあえて凹凸に陳列
⑤カクテル光線のスポットライト照射
⑥ひな壇には光沢のあるサテン生地
⑦音響は当時流行のJPOP
⑧音楽に合わせて揺れるダンシングフラワー設置
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①~⑧にはそれぞれ役割を持たせてあります。
①入って正面は、お店の「顔」になります。
一番目立つ場所で人も集まるし、
季節感を打ちだすことで、
「正月が明けたらもうバレンタインか」
とお客さんの心の声を引き出します。
②天井から大きなボード吊り下げ。
遠くから目立つことで、「ここでやってるよ!」と、PRします。
また近寄った時、視線が散漫にならないように、
焦点を商品に向かわせます。
③テーブルは円形でひな壇の形状
四角のテーブルは陳列の効率はいいですが、
あえて円形のひな壇にすることで不安定感から起こる
アクセントを優先しました。
④チョコを凹凸に陳列したのも③と同じ理由です。
⑤カクテル光線のスポットライト照射
光を当てることで商品が際立ちます。
光るものに集まるのは魚や虫だけでなく人間も同じです。
(虫と人を同類にするのはどうかと思いましたが・・)
⑥ひな壇に光沢のあるサテン生地を敷いたのは、
光が当たってキラキラするからです。
キラキラ感がトキメクハートをプッシュします。
⑦音響を流すことで視覚以外の刺激を与え、場を盛り上げます。
⑧ダンシングフラワーは、音楽に合わせユラユラ動くことで
アイキャッチになります。
お客さんの気持ちを楽しませる演出にもなります。
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時期は1月下旬に設置。
並べたらすぐに売れるものではありません。
まずは季節感を感じてもらい、
イベント性を心にインプット。
バレンタインデーが近くなったら買いにきてもらいます。
その結果、売上は好調!
他の店舗からも視察に来てもらいました。
演出はお客さんとのコミュニケーションの一つと思っています。
コミュニケーションがままならないのに売上に執着すると、
お客さんは警戒して離れます。
演出がうまくいくと、お客さん楽しさを感じて心がオープンになります。
演出はあまりテクニックに走るとたいてい見破られます。
考えるのはお財布よりも、お客さんの気持ちを満たすこと。
売る側が「お客さんを喜ばせてあげたい」、
という心もちが大切ですね。
演出を通してお客さんとのコミュニケーションは可能で、
それは売上アップにも繋がります。
