10年間連れ添ったパン焼き器。

 

 

3日に1回、飽きもせずクルミパンを焼き続け、

中のテフロンがはげたパンケースを買い替え、

また調子が悪くなったから、

再びパンケースを購入しようとしたら、

もう廃盤で手に入らず…

 

何とか部品を見つけ、

取り付けようとしたら、ねじが合わず…

 

打つ手がなくなって、泣く泣く手放すことに。

 

でも、ここまで使い、やれることをやり切ると、

「ありがとう」

「お疲れ様!」

という言葉しか出ない…

 

 

自分の最後もこんな風に言ってもらえるといいな。

自分にもそう言えたらいいな。

 

話が飛躍しすぎで大げさかもしれないけれど、

そんなことを考えた、

不燃ごみの日の朝…