引っ越しをした後は、自分がよそ者、新参者っていう気がします。
気がするのではなくて、本当にそうなので、仕方のないことですが。
アウェイの感じ、です。
・・・と2年近く経っても、時々そう感じます。
経験上、そこをホームと思えるようになるには、3年は必要だと思います。
ただし、回を重ねる(年を、ともいう)ごとに自分の中に、よく言えば開き直り、言葉を変えると図々しさが備わってきましたが・・・
なかなか不安なんですよ。
会う人、会う人が、味方には見えないんです・・・
卑屈になってます・・・
余裕がありません・・・
だけど、迎え入れてくれる人が「ウェルカム」の空気をいっぱい出していてくれると、大きく違います。
「ああ、ここにいていいのね!」
「ここにきて、よかった!」
と。
だからこそ、私も迎える側になった時はそうありたい、と思います。
だけど、それは『人』に関して。
『モノ』に限って言うと、向こうからは来ないのですから、じっくり対応、冷静に判断。
「あなたは、ここにきていいの?」
「私にとって、本当に必要?」
慎重に、慎重に・・・・・
納得して、受け入れたら、めいいっぱい「ウェルカム」で、長く大切に使ってあげたいものです。
我が家のキッチンに久々の加わった新参者は、
【もっと切りたくなるバターナイフ】
その名の通り、一回切ったら、もっと切りたくなった!!!
切り心地だけでなく、ズッシリ感、ワイヤーの心強さ、なんだかとっても頼りがいがある…
まるでずっと前からここにいたような佇まい。
どこにいるか、わかりますか?
ここです!!!
20年来のお付き合いのスライサーの隣に、チン、と・・・
まさに鎮座している感じ…
きっとこの子も、10年、20年先も一緒にいてくれそうな予感です。
追伸
人に対しても、場合によっては『モノ』以上に慎重に、慎重に…(゚_゚i)