運動会では、徒競走がある。
男子は6人ずつ走る。
練習では、息子は毎回ビリ。
発達凸凹のせいで、運動は本当に苦手な息子。
「腕を振って走る」という感覚も、なかなかつかめず。
女子みたいに、腕を横に振って走る走り方。
去年のマラソン大会 から、ようやく腕を普通に振って走れるようになった。
ということで、走るのが遅いのは良いんだけど、
問題は、息子が真剣に走らないこと。
ヘンに負けず嫌い。
つまり、「真剣に走ってビリ」という現実が、息子には耐えられない。
なので、途中から手を抜く。
途中からふにゃふにゃと、テキトーに走っての、ビリ。
「どうせオレは本気出してないし~」
と、逃げ道が欲しい様子。
これ、分かるな~~
私もそうだ。
「できない自分」は、見たくないものだよね。。
夫;
「息子は真剣さが足りなすぎる。
一人は抜かしなさい」
!
夫は、そのあと説明を付け加える。
本当は順位なんてどうでもいいこと。
順位がどうであろうと、最後まで本気で走るなんていうのは、当たり前です。
真剣に走らないなら、ゲームもタブレットも、ありません。
うんうん、それはそうだね。
私も、足が遅かったので、運動会の徒競走は毎年悔しい思いをしてきた。
ただ、息子の場合、「負けて悔しい」の方向性が違う。
「悔しいから、練習しよう!」
とはならない。
走るのに限らず、たとえば鉄棒や縄跳びも、「できないから、やらずに済ませよう」とする。
運動会で、真剣に走ってビリだとしても、「本気を出した」ことは、とても尊いとママは思うけどね~