誰にどう思われようと、なんと言われようと、ブレない夫。
とても個性的。
夫が小学生のころ、宿題を、絶対にやっていかなかったと言う。
で、毎日先生に怒られて、長い休み時間に、廊下の雑巾がけをやらされていた、と。
廊下の端から端まで、長~い距離を、ひたすら往復して雑巾がけ。
夫いわく、
「いいじゃないか、素直に怒られて、罰も受けて。
宿題をやらなかったペナルティをちゃんと受けているんだから、それでチャラだ。」と。
なるほどね~。
・宿題をやる。
・宿題をやらないで、怒られて、雑巾がけをする。
小学生の夫は、「選択」と捉えていたのかな?
かつてのわたしは、「えっ、宿題ちゃんとやろうよ!」みたいな考え方だった。
(元学校の先生だし。)
今になって、息子を育てていると、夫みたいな考え方も、「アリ」だな~と思う。
必ずしも、先生の言うことを100%聞くのが「いい子」、それ以外は「ダメな子」ってわけじゃないな~、と。
そこでその子の価値を決めるわけじゃないよね、と。
自分の意志を通すのは、大変。
そして、その結果として起きてくる「責任」を引き受けるのは、子どもであっても大切なことな気がする。
特に苦もなく、先生の言うことを聞けて、周りの子たちと上手くやれるタイプの子もいる。
でも息子は、「ただ言うことを聞く」というのは、苦手。
理由が分からないと、「え、なんで?」と思うタイプ。
幼稚園時代も、
・ひな祭りにひなあられを食べる
→なんで?ぼくは、食べません。
・この歌の歌詞はよくないと思う
→ぼくは、歌いません。
学校に入ってからも、
・みんなで一斉に購入したノートが使いづらい
→ぼくは、自宅用のを使います。
みたいなタイプ。
体制にそぐわない面が多い。
だからといって、息子が「ダメな子」とは、私は思わない。
にしても・・・、
お義母さん、大変だっただろうな~