一個もない! | 発達凸凹(元・知的障がい)私立中学校に入学しました

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気が向いたときに、なんとなく更新しています。
中1息子の母です。

息子が覚えてきて使う言葉は、ちょっと合っていたり、ちょっと違っていたり。







最近、ようやく、歯磨き粉を使えるようになった息子。



(今までは歯磨き粉がダメだったんだけど、息子の気に入っているガムとほぼ同じ味の、グレープ味にしてみたら、使えるようになった。)






で、夜の歯磨きで、息子が私を呼びに来て、言う。


「ママ、ちょっと、来てください。ぼくの、歯磨き粉が、一個もないんだ!」







洗面所に行ってみると・・・、








息子が鏡の後ろをバッと開けて、どこか得意げに言う。


「ほら!見て!ぼくの、歯磨き粉が、一個もない!」







一個もない、というか、息子の歯磨き粉は、もともと1個しか買ってないよ・・・



「一個もない、というときは、もともとたくさんあるのが前提で、


一個しかないものが見当たらない場合は、”一個もない”、じゃなく、単に”ない”と言うんだよ」


などと説明する。


ややこしや。










きっとお友達の表現で、


「(何かが)一個もない!」と、誰かが言ったのを覚えてきたんだねぇ。








ズレた息子の日本語。


面白いな~







以前、SMAPの中居くんが出ていた『ATARU』というドラマで、サヴァン症候群(自閉の一種)の主人公が、「カレースープください」と毎日繰り返すんだけど、そのしゃべり方と似てるな~。


息子はまさに、あんなしゃべり方。





中居くんの演技が上手いってことだね~。