レオナルド・ダヴィンチが残した言葉で、「知識は経験の娘」というものがあります。
ダヴィンチは優れた芸術家である一方、学者でもあったのは多くの方が知っていることでしょう。
しかし、天才ダヴィンチですら、何もせずに知識を得ていたわけではないのです。
当然ながら、自分で経験をつみ、その結果として知識を授かったに過ぎないのです。
塾に通ってくる生徒にも、すぐに結論を求めようとする生徒がいます。
算数をやって何が身につくの?国語をやって何ができるの?という質問は当然のように出てきます。
これはおそらく、経験よりも知識を優先させてきた結果ではないでしょうか。
覚えなさい、というスタイルから、調べてみなさい、というスタイルをとる必要が出てきているのだと考えています。