たとえば、どこかに旅行に行こうと考えたとします。
そして、旅行に行く前には、その土地についていろいろと調べて、入念なスケジュールを立てることでしょう。
しかし、逆に調べだすと情報が多すぎて処理できなくなるときがあります。
旅行一つにしても、行きたいところが多すぎてスケジュールがうまくまとまらなくなってしまうときがあります。
人間とは不思議なもので、重要な何かに取りくもうとするときは、事前にしっかりとした準備をするものです。
もちろん、その姿勢は非常に評価できることなのですが、逆に準備をしすぎて柔軟な対応が出来なくなってしまうときもあるのです。
情報は必要最小限にとどめ、後は最後までやり遂げる、思い切り楽しむ、という気持ちでいることのほうが重要です。
唯でさえ情報が多く氾濫しつつある現代においては、何が必要な情報で、何が必要ではない情報なのかを見極めることが出来るようになる必要があるのです。