IQで見る偉人たち | あっぷ指導会船堀教室のブログ

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つい先日の話ですが、ある生徒に、こんな質問を受けました。
世界で一番頭がよい人って誰なの?」

 すっと入ってきた予期せぬ質問でしたので、ぱっとひらめきに委ねると、知能指数が一番高い人間を答えればよいのか、と思い至りました。

「知能指数の高さでいうと、昔読んだ本の話だけれども、ゲーテや、モーツアルト、ダヴィンチのIQはとても高かったようだよ」

 ちなみに、歴史上の人物の知能指数については、実際に知能テストによってはかったデータがのこっているわけではありません。文献にある彼らの業績や行動面などから推定して算出したものなので、あきらかにこれを分析する人間の主観が入ります。

 そうすると、当然、知能指数の分析者によって、その数値はまちまちですが、ただ不確かな分析だとはいえ、歴史上の天才たちに対して、勝手に序列をつけるのは、ひとつのエンターテインメントの在り方としてたのしめますから、ここでは善しとどうか受け取ってください。もうひとつ補足としましては、知能指数を計る方法はいくつか方式があるので、一概に、IQという基準値で比べようとしても、あまりあてにならないようですが、ここについてもご了解ください。

 では、気になる方もいるでしょうから、飽くまでも娯楽の範囲という理解の中で、あるデータを引っ張ると──

1位がゲーテ(ドイツの文豪 代表作詩劇「ファウスト」)でIQ210。

2位は3人います。いずれもIQ205。レオナルド・ダ・ヴィンチ(「モナ・リザ」「最後の晩餐」が代表作)、ゴットフリート・ライプニッツ(ドイツの物理学者 微分積分法を発明)、エマヌエル・スヴェーデンボリ(スウェーデンの科学者)の3人です。


 ただ別の読み物によれば、ジョン・フォン・ノイマン(ハンガリー出身の米国の数学者)はIQ300以上あったとも言います。人類史上最高の天才の一人とも称される人間、いえ、人間を超越しているので「火星人」「悪魔の頭脳」という形容もあるくらいです。

 たとえば、彼が発案したゲーム理論は経済学の分野で多大な影響を与え、ノーベル賞の受賞者も出しているそうです。当然彼もまたノーベル賞を受賞してもよさそうですが、こんなジョークがあります。「ジョン・フォン・ノイマンがノーベル賞を受賞できないのは、ノーベル賞の受賞資格に『人間』とあるからだろう

 さらにおまけですが、ギネス認定の世界一のIQの持ち主は、米国のコラムニスト、マリリン・ボス・サバントで、IQ228となっています。

 さて、話が本題からそれましたので、戻します。
 頭が良い、という基準として、真っ先にIQを連想してしまいましたが、いや、違うと待ったをかけ、こう説明を継ぎました。

「これは自分の意見だけれども、もしかしたら間違っているかもしれない。けれど、こう思う。世界の見え方をがらりと変えてしまうような人間が、本物じゃないだろうか。それが誰かと言ったら、アルバート・アインシュタインがそうだ。ニュートン力学の世界観をまるっきり変えてしまい、アインシュタイン以後、根本的な物理学へのアプローチ法を大きく変えてしまったのだから、彼を置いて、突き抜けた人間はいない真の偉大な人間とは、まるっきり世界の見方を新しくしてしまう人のことを言うではないだろうか」

 実は前述しましたもう一人の天才、ジョン・フォン・ノイマンも、アインシュタインには一目置いています。ある文献によれば、ノイマンは多くの知識人を愚か者扱いするほど言動に問題のある人物でしたが、アインシュタインに対しては別格扱いです。

私のことを天才と称する人がいるが、すでに世界で知られている、本物の天才がいるじゃないか。それはアインシュタインだよ

 アインシュタインの天才ぶりについては、申し上げたらキリがありませんので、ここまでにしますが、本当に頭がよい人間とは、まさに世界を変えてしまう人物を言うのではないでしょうか。



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