③電解質の続き

 

 

電解質の中で1番一般的に重要なものにカルシウムがあります。体の中では、骨や歯の中に99%あります。これが少なくなった場合、骨粗鬆(こつそしょう)症になります。

 

骨粗鬆症とは

男性に比べて女性が多いのは、女性ホルモンが減ると骨粗鬆症になりやすい、更年期を過ぎた女性、特に70歳以上の方に多くみられます。

高齢者の骨折の原因になり、高齢者のフレイル状態の最大の敵、介護保険を使う最大の原因です。

 

🦴 骨粗鬆症の予防

1 バランスの良い食事

  カルシュウムの多い食事・・・小魚、牛乳、チーズ、ヨーグルト

              豆類(豆腐、納豆)

              緑黄色野菜(人参、南瓜)

 紫外線に当たりましょう…干しシイタケ、切り干し大根

 

2 適度な運動…紫外線に当りながらの運動

        適度な重力を足にかけてスクワット

                     振動を骨に伝えることによって骨を強くします

3 薬物治療

 

🦴 骨粗鬆症の原因による骨折

大腿骨頸部骨折         腰椎圧迫骨折      変形性膝関節症

        

      

 

骨粗鬆者にみられる股関節頸部骨折は、年間25万例みられます。

危険因子としては喫煙、向精神薬服用、プロトンポンプ阻害薬服用、低体重、加齢、多量のカフェイン摂取、未経産、果物、野菜摂取不足などとなっています。

転倒予防リスクを減らす…バリアフリー、階段の手すりをつける、視力の保持

骨折を契機に寝たきり、閉じこもりになってしまうので社会問題となっています。

フレイル状態が悪化して、介護を必要とするような状況にならないように高齢になるにつれて注意が必要です。

                                                                                           つづく


 

1良い健康

③電解質について

 

電解質についてお話をします。

 

身体の中の電解質は、生理学的に非常に重要な役割を果たしております。

細胞の機能、神経伝達、筋肉の収縮、体液のバランス、酸塩基バランスの維持などに関与しています。

電解質は身体の正常な機能を維持するために不可欠であり、バランスが崩れると健康に重大な影響を与えることがあります。

 

種類は次のようなものがあります。
 

ナトリウム    Na

カリウム      K

カルシウム      Ca

マグネシウム     Mg

リン酸        PO4³

 

それぞれに低い場合と、多すぎる場合があります。

 

これから、電解質の異常についてシリーズでブログに入れますので、参考にしてください。

 

 

 

 

 

 

 

◎ アプローチ会公開講座のお知らせ

 

第17回公開講座 ポストコロナで希望をつくって再出発

日時 令和6年6月30日(日)13:00~16:05

場所 ろうきんホール

     徳島市南末広町23-64 (徳島県立中央テクノスクール内)

参加費 無料
 

Ⅰ基調講演

 講演1. 新型コロナウイルスの現状と今後の課題

       中瀬勝則 先生    (中瀬医院 医長)  

 講演2. コロナによる精神的後遺症

      勝瀬 烈 先生 (むつみホスピタル 日本精神神経学会専門医)

 講演3. 徳島県下の自殺者数の最新情報について        

      徳島県保健福祉部地域共生推進課地域共生担当 係長 森しのぶ 様

 講演4. コロナが社会生活に与えた影響

      岩浅祐二郎   先生 (医療法人慈友会 理事長)

 
Ⅱシンポジウム  希望をつくって再出発について

 

お近くの方はどうぞご参加ください。

 

 

 

プローチ会 ✻ 心の相談室

 

アプローチ会は、LINEで「お悩みの相談」を行っています。

専門的な回答が必要な場合は、専門家(精神科医、看護師、弁護士など)がお答えします。

秘密厳守、無料でのご相談をお受けしておりますので、安心してご相談してください。