バイタルランド
~生活に必要な欲動(食欲・性欲・睡眠欲)を
うまくコントロールしよう~



 

 



食欲

 健康な精神は健康な肉体に宿る。と言われています。先ずは体を作ることが大事です。

食事は3回、満遍なく食べること。また、間食やスナックなどは止めましょう。特にスイーツは取りすぎないようにしましょう。痩せるためには食べたものを消費する筋肉(赤筋)を作って体脂肪率を下げましょう。野菜やきのこ、豆類、芋、海藻、胡麻など大事です。満遍なく、糖質、脂質、蛋白質を食べましょう

拒食症、過食症など過度にならないこと。食べることは生命の源で一番大事な事です。




飲酒
 飲酒は少量であれば百」薬の長である。しかし飲み過ぎると依存症などいろいろな全身疾患があり問題になります。気を付けましょう。

1.何時でも、何処でも飲みたがる
2.飲酒衝動がコントロール出来ない、泥酔まで飲む
3.お酒をやめると手指振戦、冷汗、痙攣(ケイレン)、幻想、幻視がおこる
4.耐性(量が増える)
5.飲酒にしか興味がなくなる
6.飲酒による有害な結果が明らかであるが飲み続ける

 


性欲

 フロイドに云わすれば、人間の欲動の源であると位地付けている。そのためにはしっかりした自分の考えを持ちましょう。異性に好かれ信頼されてこそ、社会人と言うことになる。これが正常に発達しないと潜在意識に異常を来し様々な精神的、社会的な異常をもたらす。神経症の原因をここに求める研究家も多いので非常に大事である。もちろん快楽のための欲動ではあるがそれ以外に当然子供が産まれる行為でもある。また自分のDNAを後生に伝えることにもなり改善のよい機会となる。さらにまた先祖から伝わったDNAを自分で途切させたりしない続けるということがマクロの視線での使命でもあります。 勝瀬 烈

 


性と妊娠
 妊娠・出産は人生を大きく変えます。特に女性にとっては心身への負担は極めて大きく,パートナーと家庭を持ち、生活することを意味します。しかし、青年期だと、社会的、経済的基盤が弱く、人間的にも発展途上(責任と義務)です。子どもを産むにも、育てるにも、堕胎するにも幾多の困難があります。男女間、夫婦間の意見の相違が生じた時に、相手の意見を聞いたり、思いやることは、高齢者になっても、容易なことではありません。まして若いがゆえの貧困と若気の至りは、理解力、抑止力、包容力、解決力などが弱く、結果として、言い過ぎたり、言わなさ過ぎたりで、離婚率が高く、母子家庭(父子家庭)の増加となっています。2009年の全結婚者の3組に1組;35%71万組が結婚し、25万組が離婚)が離婚しています。そして、10代の結婚は離婚率約80%と高率です。

2000 年の母体保護統計によると10歳代の人工妊娠中絶件数は44,477 件で,前年に比べ4,799 件増加しています。18歳女子1000人中12.5人が人工妊娠中絶を受けている。

 

 

 

 高校3年生の性交体験者に「性感染症の予防や避妊」について聞くと、「注意しなかった」は男子が26%、女子が12%です。一方、性交時に気になることを高校生に調査すると、男女ともに妊娠の可能性が約55%、性感染症が約25%でした。






1)避妊

  避妊と性感染症予防の両方を行うためにはコンドーム使用最も有効な手段です。薬としては低用量ピルがありますが、ピルでは性感染症を防ぐことはできません。また,暴行を受けた場合など妊娠のおそれがある場合は,医師に処方してもらった緊急避妊薬を性交渉後,72時間以内に服用する緊急避妊法があります(早いほど効果が高い)。詳しくは,産婦人科でご相談ください。                     

2)人工妊娠中絶の判断

  産むかどうかの判断は一人で悩まずに,できるだけ早く、パートナーやそれぞれの家族とよく相談して決めてください。なお、やむを得ず中絶する場合,母体への影響も大きくなることから初期中絶(妊娠11週ぐらいまで)が望ましいです。また,妊娠中絶手術を受ける場合は既婚・未婚に関わらず本人とパートナーの署名捺印のある同意書の提出が義務づけられています。12週目(妊娠4カ月)以降の中絶の場合は役所への死産届や火葬が必要となり,22週を超えると中絶することはできません

*最終月経から280日目が分娩予定日。最終排卵日からは266日で計算。予定月経が遅れた時点で妊娠4週目となります。                                  *「誰にも相談できない」また「何かに困っている」という方は役所の家庭健康課か保健福祉課でご相談ください。個人の秘密は守られます。

 

 


~異性の心理と行動の違いを理解しよう~



 

A 生活において

1)見た目・イメージの重視:男女ともに他人が自分をどう見ているかを気にします。特に女性はスタイル(ボデーイメージ)や容姿を男性以上に気にします。そして、イメージの高い、ブランド物が好きです。 
*男性は女性の身体的特徴や服装を悪く言ってはいけない{ブス、ブタ、ブサイクなど}。
*“容姿に時間とお金をかける女性”を良いと思っていない男性も多く、言い争いの遠因(えんいん)になることがあります。
*女性は見た目を重視するので、男性は清潔感、身だしなみに一層、気を配りましょう

 

2)コミュニケーション力:女性の方が上まわり、人の話を聞き、共感し、話を盛り上げます。人の気持ちは言ってくれなければ分かりません。相手のことが分からないと不安になったり、誤解を招きます。
*サラリーマンのホーレンソウ(報告・連絡・相談)のスキルを身につけるべきです。特に、男性は女性よりも、会話不足、説明不足、口下手な人が多いので、テレビ、ゲーム、パソコンなど一人遊びをせずに、よりコミュニケーション力を磨く必要があります。                                  
*女性に回りくどい話し方や無意味と思う話題をされても、男性はゆっくり、時間をかけて、共感し、傾聴する必要があります。そうしないと、男性の会話は一方的自己満足になってしまい、女性の満足は得られません。
*女性は親和的会話、男性は報告書的な会話になると言われます。相手や状況によって使い分けましょう。男性は女性の良い所を見習い、指示的発言でなく、笑顔を伴い、疑問・質問の会話を入れましょう。                         

3)自尊心:男性は女性より、プライドが高く、うぬぼれが強い(自己評価が高い)。 そこで、女性は男性を()めて、おだてて伸ばす方が得策です。
*「00しなさい」よりも、「00しないと困る」。もっと良いのは自尊心をくすぐる。たとえ短時間でも、「00してるじゃないの、偉い、うれしい」「がんばってるね」  

4)感情(喜怒哀楽)と論理性(理屈ぽい):女性は男性よりもよく泣いたり、笑ったり、悲しんだりします。そして、自分の気持ちを含めて人の感情・気持ちを大切にします。                 
*怒り、不安、恐怖に対して女性はより強く反応し、冷却にはより日数がかかります(口をきかないなど)。
*もめた時、意見の不一致の時は小さいぼやの段階で一時休戦(タイムアウト)がお勧めです。相手を非難したり、暴言・暴力を振るう前に自分を抑えて、1日考えましょう。カーとなっている時に、話し合っても悪い方向に行くことが多いです。気持ちの高ぶりが収まり、冷静になるまで、聞き流すか、「その通り」と一旦、受け入れましょう。
*女性は夢(白馬の王子)をみて、空想にひたる。              
*自分のことを棚に上げるのは女性の方が男性より多く、気づいていない人も多い。  
*男性には理屈ぽい(論理的?)人が多い。屈服させようとする人は嫌われます。

5)骨まで愛して:男性はスタイル、しぐさ、言動について、この点は嫌い、この点は好きと論理的に考える。嫌いなものは嫌いという点では男女共通ですが、女性は欠点も含めて丸ごと好きを要求する。
*満点を要求するのではなく、努力やアイディアや昨年より進んだ点も褒めましょう。

6)情報収集と処理:男性は分析・解決脳、女性はイメージ・感性脳と言われています。例えば、車を選ぶ時、男性は燃費や機能を重視し、女性は見た目のイメージ・感性を重視します。意見が異なり、もめる。
*男性は身の回りの悩み事や問題などを言われると、「――したら」と解決策を言う。一方、女性は解決策などわかっているわよ、ただ、話を聞いて、共感して欲しいだけと言う。概して、愚痴を聞いてもらうのは女性、問題の整理には男性がいいです。                               
*思春期、男性ほど、人の意見を聞くのを恥ずかしがり、聞くのをためらう。女性の方がより広角に情報収集する。男性はもう少し、人の意見を聞く耳を持とう。
*女性は周りの評価や言動や見た目に影響されやすい。そこで、男女お互いが伸び、より良い内容にもっていくためには意見が異なっても、対男性に対して女性はもっと勇気を出して、女性同士の時と同じように述べた方がお互い伸びる。男性は聞きましょう。               

7)攻撃性:男性の方が乱暴で暴力に出やすい。                  
 *暴言、暴力、威圧で従わせても、心底納得していない。                   
 *感情・感性を大切にする女性は暴力でなく、言葉で説明しないと、相手の男性に対して、気持ちが離れていく。

 暴力で服従させてはダメ

8)協調性、気配り:女性は男性よりも協調性があり、リスクを回避したい気持ちが強い。また、気配り、コミュニケーション力など女性が男性より社交的です。相手や状況を見て行動する。より大人? 男性はより頑固で一本調子で自分の思った通りにしたい気持ちが強い、時に強過ぎ
*男性は「言いだしたら聞かない=こだわる」態度をとらず、柔軟に対応しましょう。そのためには一度、深呼吸やタイムアウトや言動の前に言い方を熟考する習慣、相手お思いやる器量を身につけましょう。
*異性が感謝や褒める、尊敬する言葉を口に出すことによって、この自己抑制を促す効果があります。(いつも、気をつけてくれてありがとうね)(こんな点を尊敬するわ)。   
*周りに合わせるだけでなく、大切な時には、どうすべきか、どうしたいか、どうなるかなどを検討し、行動することも大切です。

9)忍耐力:女性は男性より、よく辛抱している。楽しくないことでも長く継続し、美しく整理整頓できる人が男性よりも多い。これらの点は先天性に決まっているのではなく、女性がよく努力している結果です。あきっぽい、長続きしない男性は努力・辛抱が足らない。女性の離職は結婚や家庭や健康上の理由が多く、男性は面白くないから、自分に合ってないからと辞めてしまう。                                   
*男性は女性を見習いまた、感謝を口にすべきでしょう。              

10)群れる:女性は弱い人が多いためか、男性よりも群れる、群れたがる。また、女性は男性よりも感性に基づいた結びつき、親密さを求める。すなわち、共同生活的集団ができる。一方、男性は部活や同期など属性を大切にし、社会的集団で群れる。   
*集団の中では、女性は男性よりも自分の意見を抑えて協調性を優先させ、集団意見にまとまる。
*女性の方が校内掃除やボランテア活動、女子会など外での社会活動も熱心で参加数も多い。一方、男性は自分を中心に置きたがり、より自己中。男性は、女性をいたわりましょう。
*特殊な例として、共同生活する特殊な宗教集団に入るのは女性が多い。すなわち、周りに影響を受け易い女性ほど感性・心情が合うと信徒になりやすい。                           
*ストレス解消や交友を深めている女性の言動を男性は不可解ながらも制限してはいけない。一方、女性は「“長電話、長い井戸端会話、プライベートな内容”を良し」と思っていない男性も多いことを理解した方がよい。

11)固定観念:年齢差、学年差、所属や社会的地位など属性に男性は女性よりこだわる。頑固さにも通じる。女性は男性ほど年齢差や学歴や地位を意識せずに多くの人と話せる。                                   *女性は男性よりも柔軟で、根性があっても=頑固ではない。            
*男性の方がこだわりが強く、切り替えが下手。

12)複数の同時行動:男性は女性のように複数のことを同時に行うよりも、一つのことに集中したがる。
*男性は1つのことをやっている時(集中している時)に、話しかけられてもいい加減で、他に目を向けにくい(聞いていない)。(より我がまま、得手勝手?)無視されていると誤解する女性がいる。

13)育児:直接、汗をかき、関わった分、女性が男性より有利。                 
*男性も育児・教育に協力しましよう。

B 性行為・妊娠への考え方の差について                 

11)男性は女性より性行動に無責任(都合が悪ければ逃げる)な人が多い。
*欲情と抑制において男性は女性より動物的。                                 

22)外国人が日本人を軽蔑する点;公共の場、例えば電車の中で、男性が女性のヌードや性行為のマンガを見ている姿そして買春旅行。外国人から見ると、日本男性の無頓着ぶり、無感覚ぶりは異常と映る。また、女性が嫌悪感を訴え、男性を教育しない日本女性の対応にもあきれている。(立ち向かわない。穏便にすます。他人のことには無干渉な日本人が多い)

33)女性は妊娠したら無責任に逃げられない。妊娠して初めて、「困った」ということになる。 

44)パートナーが避妊に応じないことや、性感染症予防をしないことで不安を感じながらも、言えない人もいる。   

 妊娠予防のない性行為は性暴力

55)恋人がいないとみじめ(カップル幻想)やセックスから愛が始まる(セックス幻想)と勘違いしている人がいる。

66)女性は嫌われたくない気持ちが男性より強く、デートDVがあっても許容する人がいる。    

   対等な人間関係でない

                                                     松岡 優



 

 


睡眠欲

 毎日しっかり睡眠が取れていますか?睡眠は心身の疲れをとるために欠かせません。どうして人は毎日眠らないといけないのでしょうか?睡眠は心身の休養というやくわりだけでなく、生きていくのに欠かせない心身のメンテナンス作業が行われる大切な時間です。体内では成長ホルモンが分泌されて免疫機能を高めたり、大脳では記憶の整理が行われたりします。睡眠不足は糖尿病や高血圧を悪化させたり、記憶の低下やうつ病などのこころの病を招くストレス物質を増やします。

それでは、快適な睡眠をとるためにはどうしたらいいのでしょうか?

睡眠を上手にとるために


・睡眠時間は人それぞれ。眠たくなってから床につく、就寝時間にこだわりすぎないようにする。
・刺激物は避け、寝る前に自分なりのリラックス法を見つけましょう。
・昼寝をするなら15時前の30分以内に。
・毎日規則正しい時刻に起きましょう。
・目が覚めたら日光をとり入れて、体内スイッチをオン!
・睡眠中の激しいイビキ、呼吸停止や足のぴくつき・むずむず感は要注意です。
・夕食は睡眠予定の3時間以上前までに食べるようにし、夜食は控えめにしましょう。
・就寝時は手足を冷やしすぎないようにする


  充分眠っても日中の眠気が強い場合は専門医に相談しましょう


睡眠薬を使用する時は

 人にはそれぞれに合った睡眠方法があります。しかしどうしても眠る事ができない時は、無理をせず睡眠薬の助けを借りるという方法もあります。睡眠薬というと「飲むと止めれなくなる」と言ったイメージがあるようですが、正しい使い方をすれば、快適な睡眠をサポートしてくれる大きな助けになります。

  超短時間型の薬
(なかなか寝付けない<入眠障害>)
・効き始めるのが早く効果がなくなるまでの時間も短い寝つきをよくする為の薬

 短時間型の薬
(夜中に目が覚める<中途覚醒>)
・効き始めるまでが早く7~10時間ほど効き目が続く薬

 中間型の薬
(夜中に目が覚める<中途覚醒>朝早く目が覚める<早朝覚醒>)
・効き目が続く時間が長く夜中や朝早くめが覚めるのを防いでくれる薬

 長時間型の薬
(朝早く目が覚める<早朝覚醒>夜中に目が覚める<中途覚醒>)
・効き目が続く時間が非常に長く翌日の不安や焦り等を抑える効果もある薬


睡眠薬を飲む時に気をつけて欲しい事

  睡眠薬とお酒を一緒に飲まない
    薬の効果が強く現れ過ぎる事があります。
  睡眠薬の服用を勝手にやめない
    急にやめると眠れなくなることがあります。
  睡眠薬を一度に大量に飲まない
    薬が効きすぎて眠りすぎてしまうことがあります。

 上手な睡眠の取り方としてもとても有効です
 ① 仕事に関係のない趣味を持ち、ストレス解消をタバコやお酒に頼らない。
 ②自然に親しむ機会を多く持ち、適度に運動をする。
                                                                                               野島 祐介