立ち止まって考える。



近づいて来るヘットライトの灯り、



立ち去って行くテールライトの灯り、



あの人たちは家に帰ろうとしているのか、



それともこれからどこかへ出かけようとしているのか。









それはどこかへ向かう途中の灯りなのかも知れない。



ヘットライト、テールライト、旅はまだ終わらない・・・。



中島みゆきの『ヘットライト』を口ずさみながら



自分はどうしたいのかを考える。



果たして自分が行きたい方へ向かっているのだろうか・・・。



ヘットライトで照らしながら暗い道を走り続ける。



そのうちだんだんあたりは明るくなって



私はその時、どこにいるのだろう。



明日なんて、そんなもんだ。