女性消防団の会議の後に『HUG』を使った訓練をした。
『HUG』はいろんな条件を設定して、地震や水害が発生した時に
避難所となる体育館などでリーダーとして避難所を運営するゲーム形式の訓練だ。
「トイレがつかえない」
「停電、断水、…、」
「校庭に100人程度の避難者が…、」
「◯◯地区の男性、◯歳、全壊、心臓病あり、犬を連れている」
「認知症の高齢者で…、」
「妊婦さんで小さい子ども2人と…、」
さまざまなケースのカードが読み上げられ対応していく。
だんだんみんながパニック状態になる。
「えーっ、どうするの…?」
その瞬間に最良の判断をして、
課題に対処するのはかなり大変だ。
現実なら心無い人の怒号が飛びかうだろう。
自分だけが被災者ではない。
自分たちはお客様じゃない。
そこでは自分にできる役割があるはずだ。
そんな気持ちが絶対に大事だと思う。
九州の土砂災害もこれからが大変だ。
他人事ではすまない時代だ。



